はーちゃんの気晴らし日記

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カッコいい男

2013年04月16日 | 思ったこと
佐藤浩市「おやじの死に顔に威厳」(日刊スポーツ) - goo ニュース

三國連太郎さんが14日に急性呼吸不全のため亡くなったそうです。
90歳・・・日本を代表する名優の死ということで、多くの悲しみが語られていますが、1年以上病院生活を送られていたということですし、十分な年齢だったのではないかと私は、思います。
でも、亡くなった後
「どう闘って生きるか?」
というメモが見つかったそうです。
90歳にして、”闘って生きる”という強い意志が持てるというのは、死ぬまで役者であろうとする強い気持ちの表れなんだろうと思いました。
私も、何かやらなくちゃな~と思った瞬間でした。

三國連太郎さんの作品として、『釣りバカ日誌』ばかりが話題に上りますが、私は、『飢餓海峡』の印象が強く、個性の強い俳優さんというイメージがあります。
何の映画だったか、役柄のために自分の歯を全部抜いたという話を聞いたことがあります。
そのイメージが、強く私の頭の中に残っています。

その三國連太郎さんの子供である佐藤浩市さんは、「カッコいい男」だと思います。
以前は、そんな風に思ったことは無かったのですが、車のCMを見てから、そう思うようになりました。
あの車のCMは、何回見ても、しびれます。
失恋してベソをかいている娘さんを助手席に乗せて走りながら、
「もっといい男を探せよ」
という台詞。
あー、カッコ良いなと思います。
あんなにカッコいい人がお父さんだったら、他の男に目がいかなくなってしまいそうです。
娘役の女優さんの台詞に
「お父さんみたいに・・って言うんでしょ。」
と言うのがありますが、あんなにカッコいい男性は、そうそういないし、お付き合いした男性もあのお父さんを見せられたら、自信をなくすんじゃないかなぁと思ったりします。
逆にちゃら男のような正反対の男を選んでしまうのかなぁ?

あれは、CMの世界ですが、今回、お父さんを亡くしたあとのインタビューで、
「そのとき、涙は出ませんでした」
と涙を潤ませながら、笑顔気味に語る彼の姿に、私はますますカッコよさを感じました。

三國連太郎さんは、4度結婚されたそうです。
佐藤浩市さんは、3度目の結婚の時の子供で、両親は彼が11歳の時に離婚したとか。
ずっと親子の溝があったそうですが、親子の確執を表現した映画で共演し、その映画を撮り終わった後、溝は少しずつ埋まってきたという報道がありました。
「どんなお父さんでしたか?」
という質問に
「ひどいよ、そりゃ。世間一般の父親像としては語れない。」
と佐藤浩市さんは答えていました。
父親と息子というのは、多かれ少なかれそういう部分はあると思いますが、それでも、一般の家庭とは違う親子関係だったんだろうなというのを感じました。
それでも、父は父。
あの涙の中には、様々な思い出がよぎっているんだろうと思いました。

若いイケメンが好きな私ですが、佐藤浩市さんは男の中の男、カッコいい男の代表みたいに思います。


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