寺崎八十四石米

地産地消に向け、美味いと評判を呼んだ地元の米を「八十四石」の名とともに蘇らせるため、見える米づくりを紹介していきます。

嬉しい知らせが・・・

2022-02-09 19:48:19 | トピック
昨年12月に「取材を受けました」を投稿しました。↓

これは、地元高校の生徒さんからのもので探求学習の取材でした。

探求学習は、生徒自らが課題を設定して解決に向けて情報を収集したり分析、さらに周囲の人と意見を交換するなどして、自分たちで考えて解決を目指す学習だそうです。

そして私たち地元米のブランド化活動を課題のテーマにしてくれたのでした。
そして先日、無事「発表会を終えることがでました」とメールがあったんです。

(↑ スクショは了解を得ています)
いゃーよかった。テーマを変更することなく完遂してくれて、ほっとしました。うれしいです。内心気になっていましたから・・・。ぜひ報告書が完成したら拝見させてもらいたいです。そしてプロフィール?恥ずかしいですけど、労いメールに添えて返信しました。

今回の取材、生徒の皆さんからは、いろいろ提案をしてくれたりと私たちを励ましてくれたんです。ありがとう頑張りますよ!

生徒の皆さんも、学業頑張って、そしてこれを機に農業に関心を持ってください!

よくぞこんなに・・・

2022-01-24 21:11:57 | トピック

これは先日、そもそも木など存在しなかった川土手や幹線道路の法面、
さらに耕作放棄地に出現した樹木を、村の有志12人で伐採している作業風景です。
多分、これらの木は15年ほどでここまで生長したと思われます。
それにしても良く育ったものです。これも八十四石の土地が肥沃な証でしょうか?

自然が一番といっても、このような樹木は野鳥のすみかになってしまうなど、
環境悪化につながります。
当然、米づくりにも支障がありますし、景観も良くないですからね。


さすがにこの木は20年は超えてるのではないかと・・・。
こんな一日掛かりの作業でした。

この日、野良での昼食、みんなでカツ丼弁当を食べながら主な話題は将来のことでした。
かつて美味いと評判を呼んだこの地の米を何としても守りたいという思いも、
米は安く、当然、後継者が減ってしまう現実、この水田はどうなってしまうのか・・・
そんな不安を抱えた問題についてです。悔しいです。

今では規模の大小関係なく多くの稲作農家は同じ気持ちでいると思います。
後継者の心配もなくやりがいのある稲作農業は無理なんですかね。

とかく農家は過保護にされているといわれますが、本当にそうでしょうか。
ここにかねてから農業政策に一石を投じている先生がいらっしゃいます。
「今だけ、金だけ、自分だけ」 の東京大学大学院 鈴木宣弘教授です。
たくさん発信されていますので、ご存じない方は、ぜひ「食の安全保障」の実態を知ってください。

今年最後の大仕事

2021-12-27 22:34:54 | トピック
今年最後の大仕事?
今年もあと僅か、そうです「餅つき」です。


我が家の餅つきは、10数年ほど前まで30日と決まっていましたが、
年々早くなりました。というのも30日では忙しないのが大きな要因です。
実は24日に一回目をすませクリスマスとバッティングしました。

うわーなんて古いせいろを使ってるの、と言われそうですが、
それはそうです、かれこれ半世紀くらい使ってるのではないかと・・・。
昔は、薪を焚いて作業してたので、せいろのまわりは黒ずみがすごいです。
でも、どんなに洗っても落ちないんです。

以前はプロパンガスが使えてたのですが、規制によりダメ。
5、6年ほど前から石油バーナーにしました。
火力バツグンで薪に比べたら3、4倍早いのではないかと思います。


そして極めつきがこれです、バーナーと同じころから使っている餅のし器です。
昔は、大工さんに作ってもらった木の箱で、餅取り粉をふんだんに使い、
のし棒で伸ばしてましたが、いまはビニール袋になって楽になりました。


昔から我が家では、年末の餅がお歳暮代わりとしていました。
今でもこんな農家は多いと思います。
そんな中、近年口コミで注文の依頼も増えているのは事実で、
農家が作る餅は、混ざりはなく美味いといってくれます。
そのな言葉が我々農家の励みとなっているのです。

しかし残念なことに「八十四石米」をPRしている身ですが、
我が家では餅米を作付けしていません。
一部は近所さんから融通してもらったマンゲツモチも、
ほとんどは親戚(他地域)の米(ヒメノモチ)を使用しています。
種が間に合えば来年作ろうかな・・・と思案中です。

こうして我が家は、残す大掃除と晦日祓いで来年を迎えます。

取材を受けました。

2021-12-16 19:14:37 | トピック
先日なんと!地元の某公立高校の生徒さんからインタビューされました。

実は、学校の授業で一般的なスタイルと言えば教科学習ですが、
いま高校では学習活動の一環として、探求学習というものがあるそうです。

生徒自らが課題を設定し、解決に向けて情報を収集・分析したり、
周囲の人と意見を交換するなどして進めていくもので、
正解が無いなりに、自分たちで考えて解決を目指す目的のようです。

そして今回、設定にあたり、地元の産物に携わる仕事を題材にしようと
ネットで調べていたところ、
このブログ、八十四石米に目がとまり取材に至ったとのことでした。


そして事前に入手していた、地域ブランドを目指すきっかけ、
実際の活動状況といった質問に答えたほか、地元の歴史や農家の現状について、
同席してくれた先輩方と説明させてもらいました。
また生徒さんからは、PR活動に関していろいろ提案してくれたんです。

今回取材してくれたことは、私たちにとって、とても嬉しく励みとなるものとなりました。
○○高校の生徒のみなさん、関心を持ってくれて本当に「ありがとう!!」です。

フリマ結果

2021-11-28 21:44:23 | トピック

先週、某所で催されたフリマーケット出店に続き、本日、規模が大きいフリマにチャレンジしました。


まずは、「食べてもらおう」との思いで臨んだのですがフリマの性質上、そしてPR効果も乏しくこの場にはそぐわないと感じてしまいました。
しかし興味を持って購入してくれた方もいらしたことも事実です。
やはりまだPRが足りなかったことが、原因と反省したのでした。


そこで再度、前回掲げた場所にのぼり旗を復活してみました。寂しくとも感じる冬場の水田、今回は少し明る目の色にして、地元の米に関心を持ってもらえるようにとの想いでの再設置です。八十四石米をどうぞよろしくお願い致します!