寺崎八十四石米

地産地消に向け、美味いと評判を呼んだ地元の米を「八十四石」の名とともに蘇らせるため、見える米づくりを紹介していきます。

いまのところ緑肥の準備は順調です

2024-11-17 19:04:21 | 米づくり
今年、一部の水田で無農薬そして化学肥料を使わず基肥を鶏ふんで栽培したコシヒカリ、手間を掛けただけあって食味検査で83点、ホッとしました。
食味値が下がったら苦労が報われないですから・・・。

そして来年はさらに一部の水田で緑肥でチャレンジしようと先月、ヘアリーベッチの種を蒔きました。


播種(種蒔き)から約4週間弱、うっすらと緑色した部分がマメ化の植物ヘアリーベッチ、この植物にはアレロパシー効果といって雑草の生育を抑えてくれる作用があるとか、試してみたくなったんです。

いまのところ見た目は芝生のような感じで育ってます。

ところが湿害を受けやすいだけあり田面が低い部分では発芽率が低く、また種そのものがしっかりと蒔けてないところがあったので、10日ほど前に追加して種蒔きしたんです。

ヘアリーベッチの秋蒔きは、精々10月いっぱいのようで、さすがに11月上旬の種蒔きとなると・・・、諦めモードでいたら、

所々で芽を出してくれました。
これも異常気象、11月というのに気温が高い日があったおかげでしょうか?
とはいうものの、寒い冬がやって来る。このまま枯れずに順調に育ってくれるよう願っています。

来期は緑肥でもチャレンジしてみます

2024-10-30 19:59:58 | 米づくり
オーガニックへの関心の高まりから、さらに一部水田を緑肥で栽培してみようと決めてました。

緑肥とは、緑色の植物そのものを土にすき込んで肥料にするもので、マメ化の植物がいいらしい。
そういや昔、親父はレンゲ蒔いてたことありました。

いろいろと調べた結果、ヘアリーベッチを先週蒔いてみたんです。

ヘアリーベッチは空気中の窒素を固定する根粒菌が作られ、またアレロパシーといって雑草の発芽を抑えてくれる効果があるようなので、実践する価値ありと思ったんです。

その種蒔きから今日で1週間、様子を見に行くと・・・、均等ではないけれど発芽してましたよヘアリーベッチ(安堵)。

ここ数日の雨降りで所々に水たまりができてます。
湿地を苦手とするヘアリーベッチだけれど、このまま順調に育って来春までに田んぼ一面覆ってくれー!

残念

2024-10-27 12:55:55 | 米づくり
鈴木先生の講演には事前に申し込みが必要だったようです。
先生の顔は拝見できたものの会場へは入れませんでした。
もし聴講を希望して向かわれた方がいましたらお詫びいたします。
申し訳ありませんでした。


ものは試しでやってみた

2024-10-10 00:35:35 | 米づくり
今年、我が家で耕作するすべての水田は、カメムシ防除剤不使用。
奥に向かって、おとなり1枚を除いて4枚連続して我が家で耕作している。
特に今年はカメムシが大量発生といわれてたので、こんな方法で刈ってみた。

どうやらカメムシは畦畔(あぜ)から4~5メートルのイネに多いよう、そこで畦周り「1」と内側「2」を別々に収穫してみた。

結果として、たまたまなのか「2」については斑点米の少ないコメが収穫できた。
では畦周り「1」のコメはというと、あまりよろしくない。そこで色彩選別機を使って除去します。
農家では斑点米など気にせず普通に食べてますが、顔が見えないお客さんに販売するには見た目が大事ということで選別します。

農薬使えば斑点米カメムシ類の被害が低減できるかもしれないけれど、環境、さらに人体への影響が疑われている殺虫剤(農薬)は使いたくないので、こんな手法も取入れてみた。