寺崎八十四石米

地産地消に向け、美味いと評判を呼んだ地元の米を「八十四石」の名とともに蘇らせるため、見える米づくりを紹介していきます。

日本の食文化

2025-02-24 19:05:54 | コメ農家の思い
昨年から続いてるモヤモヤ今日も発信します。

令和のコメ騒動、農家は集荷業者の買取り価格が上がろうと、これまで懇意にしてくれてるお客さんへの大幅値上げを躊躇してるのが現状だ。 

ここにきて政府はやっと備蓄米を放出する運びとなったが、今回の放出によって本当にコメ価格は抑えられるのか?


大規模コメ農家はさておき、中小農家のほとんどは赤字の状況のなか中山間部で必死になって水田を守っているのだ。

耕作放棄地が増えれば景観は損なわれ、
  • 雑草や害虫の発生
  • 鳥獣被害の多発
  • 防災機能の低下(水田はダム的な役割をもっている)
  • ゴミの不法投棄
など良いことなど何一つない。

またこのコメ価格の高騰で、日本の食文化である「米」を満足に食べることができない家庭は少なくないはずだ。

いまこそ政府には農業政策について真剣に考えてもらわねばならないとともに、消費者のみなさんには顔が見える農家と直接繋がりを持つことを提案いたします。

その後の緑肥はというと・・・

2025-02-22 19:40:45 | 緑肥でチャレンジ
より安心安全なコメ作りと、今年は更に一部の水田で緑肥での栽培にチャレンジ。昨秋ヘアリーベッチというマメ化の植物を蒔いてみた。
蒔く時期が遅かったためか寒さで葉が赤く枯れてしまったようにみられたものの、幾分緑色に変化してきているようだ。

3月に入り気温が上がれば生長が加速するといわれているが、窒素を固定してくれる根粒菌が出現してくれるか心配だ。
なにぶん初めての試み、化学肥料を使わない手法での栽培、上手く育ってくれるといいのだけれど・・・。


しかし、なにやっちゃちゃてんだか!
今回のコメ価格高騰、こんなこだわり持たずに通常の慣行栽培で収量を確保すればよかったか?とモヤモヤ感が拭えません。
集荷業者の買付といえば、どんなに手間を掛けても価格は一緒ですからね。
より安心安全なコメを求めるお客さんを増やす意外にない!


それにしても政府は流通経路(消えたコメ)に原因があると、そもそも米トレーサビリティー法は機能してるのか?

真相はいったい・・・

2025-02-18 01:14:47 | コメ農家の思い
このところテレビなどメディアで取り上げるようになった「消えたコメ問題」、政府は正体不明な買い付け業者の存在を指摘、一方多くのアナリストやジャーナリストの見解は・・・?

そしてコメ価格高騰するなかで格安で販売されてるコメもあるようだ。安いものには訳がある。
決して不安を煽るワケではないが、なにが真実なのか?それは自身で判断しなければならない時代になったのかもしれない。

消費者のみなさん、安全性を求めるのであれば、顔の見える農家と繋がってください。そのことこそがwin-winの関係になると思うのですが・・・。

やっぱり存在してたようだ

2025-02-15 21:12:27 | コメ農家の思い
ネットを利用したコメ販売、本当に生産農家が出品してるのか?と思われる出品多数。少なからず転売ヤーは存在してるようだ。
 
備蓄米放出が決定した今、転売ヤーは保冷庫など備えてるわけがなく、これから温かくなる時期を迎え品質低下を招くことになる。一時的とはなるだろうがネットでの販売価格は下降するだろう。

備蓄米放出に疑問を呈す

2025-02-15 00:57:01 | コメ農家の思い
このところ失われた30年などと耳にすることが多いなか農業界でも如実に現れた。
これまでの農業政策は間違ってないと言い張る政府。
コメは足りてるのに騒動が収まらないのは流通業界に問題があるからだ!
そして生産農家も抱え込んでると・・・。

少なくともコメ生産農家は例年と比べたら保有してる米はない。
買取り価格が上昇した昨秋に処分しているからだ!
コメ自由化した政府、ここに来て犯人捜してどうなる?
国の政策ミスを認めたくなくて責任転嫁してるとしか思えない。
備蓄米放出は今夏の参院選挙対策か?