寺崎八十四石米

地産地消に向け、美味いと評判を呼んだ地元の米を「八十四石」の名とともに蘇らせるため、見える米づくりを紹介していきます。

癒やされました

2022-05-29 20:04:11 | トピック
我が村の水田も田植えの早い遅いはありますが、平均すると約一ヶ月が経ちました。そしたら早く田植えを終えたお宅では、もう中干しを開始した田んぼもあるんです。早いっしょ・・・?
ちなみに我が家の苗は分げつ(こちらでは分けつと呼んでます)が進まないので、早くてあと1週間後くらいかな・・・。

そんな中、田んぼの水管理で軽トラ運転してたらカモの親子を発見!すかさず車を止めてスマホで撮影したんです。というのも先日投稿した田んぼに進入したコイの大群を観た友人のタケちゃんが、普段見ることができない光景をもっと紹介して、と要望があったもので・・・。結果、撮影に成功しました。なかなか我ながら反射神経いいんでない?
いやいやそうでなく近づきすぎ!そっか驚かせてしまったかゴメンな。
カモの親子
それにしても自然界での親子一体となって行動している光景に癒やされました。

苗が可愛そう?

2022-05-23 19:18:29 | 米づくり
あらら田植えが終わったのに水が張られてないじゃないの、早く水入れてあげなよ!と思われるかもしれませんが、これには理由があるんです。

実はこの田んぼにも、しっかりと水を与えてたのですが、このような状態になってしまったんです。

田んぼ水面を薄緑色のシミのように見える藻に覆われてしまったんです。アオミドロといって水面に浮いて増殖するため、苗を倒したり苗の光合成を抑制してしまうなどの悪影響があります。
その対策として、昨年までは専用の除草剤を使用してましたが、今年は落水(水抜き)での退治にチャレンジしました。これは水を排出して藻を地面に貼り付けるというものです。
この時期、苗にとっての十分な水は必須なんですが、農薬に抵抗を感じたのと収量にどんな影響があるのか検証するため実践してみました。

今年も余計な作業が・・・

2022-05-22 19:57:18 | 米づくり
先週末千葉では、まとまった雨が降りました。この時期豪雨に遭うと我が家の一番低い田んぼには決まって来訪者があります。鯉や鮒といった川魚で田んぼが生け簀(いけす)と化してしまうんです。
雨上がり後だと魚たちは活発に動くので、とても捕まえられません。少し日をおいて弱った頃を見計らって捕まえてます。
このような魚のたまり場が3箇所も。その数全部でおよそ30匹ほど。今日お引き取りいただきました。


ほとんどが鯉で体長は30cmを優に超えてそうな大きいものばかり。ちなみに他には鮒3匹、ナマズ1匹。
一旦農道に上げて大人しくなったところを土嚢袋に入れ排水路で逃がす。そんな作業を何回繰り返したことか・・・。

おかげで苗は、こんな無惨な姿になっちまいましたよ😥 

まさにこれだ!

2022-05-15 20:53:28 | 米づくり
雑草の丈も伸びてきたので今日も草刈りでした。そして夕食後、また情報収集してたら、コメ農家の思い核心に触れてくれている動画を発見したので共有します。
生産者→消費者、業者や店を介さない直接販売です。


日本の食と農

2022-05-13 20:47:54 | 農家が思うこと
固い話でブログ投稿を躊躇してましたが呟きます。
我々農家ですが燃料や各種資材は上がる一方、紛争でさらに値上げされる模様。特に肥料、コメが安いといえど作らないわけにはいかない。来期、高くても購入できればいいが、手に入らなかったら(農協の友人は大丈夫というものの・・・)、そんなこと考えると気が気でない。
そこで養豚業を営んでる友人に相談してみたところ、今のところ豚糞は供給可能とのこと。いざとなったらお願いしよう。しかし、実践したことのない有機農法、糞を発酵させたりなどと、手間や手順が分らない。もし本当に肥料が入手できないときは実践するしかない。