あまりにも
おかしな出来事が
当たり前に過ぎ去っていって
私たちは
昔より
鋭敏な感覚を
忘れ去ってしまっている気がする
振り返ってみれば
東日本大震災から
12年
東北の街並みは
少しずつ、昔の状態を
取り戻そうとしているけれど
現実は
未だに住めない場所ばかり……
原発の汚染の恐ろしさを
改めて知る
それなのに
政府は未だに
新たな原発の稼働等を
検討している
あれだけ多くの人の
命や住処を奪ったのに
未だに
変わらずいるとは
笑止千万
地球はそもそも
人間だけのモノではない
草木、花、動物、魚、沢山の種類が
支え合って生きて
この自然界を維持しているのに
そのことに
気付いている人は
どれだけ政治家の中に
いるのだろう
とりあえず
部屋の空調を3度ほど
下げて
地球温暖化防止に貢献する
ささやかなことだけれど
そうすることで
地球にいる生き物の
命を長らえるなら
私は、そうしたいと思う
12年……
あっという間だったけれど
こんなにも無残すぎて
何も変わらないに等しいとは……
ほろり涙が零れ落ちた