みなさん、こんにちは。
きょうは《海鹹河淡 鱗潜羽翔》をアップしました。
ブログでは「潜」に注目しました。
漢字の成立ち辞典(加納喜光著)によると、朁(セン)の上の部分はかんざしをあらわし、髪に挿すことから、隙間に潜り込むというイメージがあるそうです。それで、
潜 水にもぐりこむ。潜水。
蚕 もとは蠶という字で、桑の葉に潜り込んで食べる虫。
僭 他人の領分に潜り込み、かってな振る舞いをする。僭越。
となるそうです。
先日、鹿の絵を描いて笑われたことをブログに載せましたが、蛇足ながら私は絵だけでなくて字も下手です。
子どものころから丸っこい、いわゆるマンガ字なんですが、私は身長180センチ超の巨漢。
仕事がら、ノートにメモをとることが多いのですが、字をみた人から、「イメージとちがって、かわいらしい文字ですね」といわれることもあります。
いったいどんなイメージをもたれているのか。
そんなわけで2回目の千字文をやっている娘の目標は、「字のバランスや大きさを考えて、ていねいに、きれいに書く」ことです。
手本をていねいになぞり、文字の横の余白にきれいに書き写す。
すると画数の多い字でも数日で覚えてしまいます。
心をこめることって大切なんだと思いました。
リンク先にプリントがあります。お子さんといっしょに、よければ活用してみてください。
なお、このプリントは千字文(岩波文庫)、漢字源(学研)などを参考にしてつくりました。
小学生のお子さんがいるお知り合いの方がいたら、よければこのブログを紹介してください。
みなさんのリアクション、お待ちしています。