みなさんこんにちは。
きょうは《鳴鳳在樹 白駒食場》のプリントをアップしました。
ブログでは「駒」の字に注目してみました。
漢字の成立ち辞典をめくってみると、駒にふくまれる句というパーツには「小さく区切る」「小さく曲がる」というイメージがあるそうです。
このため白駒食場の駒は小さな馬という意味になります。おなじように、
狗 小さないぬ。
拘 狭い仕切りの中に押し込めて自由を奪う→とらえる。拘禁する。
となるそうです。
プリントには鶏鳴狗盗の故事成語も載せました。
斉の孟嘗君が秦から脱出するときに、コソ泥(狗盗)や鶏の鳴きまねが特技の食客の活躍で難を逃れた、という話です。
このときの秦の王様は昭王で始皇帝の祖父です。完璧の故事成語も昭王の逸話です。
宮城谷昌光さんの小説を読みたくなってきますね。
リンク先のプリントは千字文(岩波文庫)、漢字源(学研)などを参考につくりました。小学生のお子さんがいるお知り合いの方がいたら、よければこのブログを紹介してください。
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