みなさんこんにちは。
きょうは《愛育黎首 臣伏戎羌》のプリントをアップしました。
このプリントをつくりながら「漢字って、うまくできているなぁ」と思うことしきりです。
たとえば黎。黎明(明け方。物事が始まる前のとき)という言葉があるので(書けませんが)知ってはいました。
プリントをつくるために辞書をひいてみると、黎は黒いという意味だと書いてます。なるほど、暗い夜が明けるから黎明なんですね。
もう一つ。首は髪の生えている頭を描いた形で、胴体からのびた形になっていることから、「ある方向にのびていく」というイメージになるそうです。
ですから、
道 ある方向にのびていく→みち。
導 道+寸(動作を示す符号)で、先頭に立って手引きする。
という意味になるそうです(漢字の成立ち辞典。加納喜光著)。
ただ、いろんな辞書をめくると、まったく違った解釈をみかけることもあります。どれが正しいかというよりは、より腑に落ちる解釈を娘に教えています。
リンク先のプリントは、千字文(岩波文庫)、漢字源(学研)などを参考につくりました。小学生のお子さんがいるお知り合いの方がいたら、よければこのブログを紹介してください。
みなさんのリアクション、お待ちしています。