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《38・39》太陽の黙示録16・17巻

2011年09月22日 | 読書録
とうとう 諸葛亮孔明が登場しました。

葛城 亮

影武者2人を見抜き、3番目に当人が登場

「三顧の礼」を尽くして

やっと、劉備元徳のメンバーがそろいました。

第一部「群雄編」が終わってこれから第二部「建国編」へと入ります。

こう読んでみると、これまでの17巻は、これ以後の話をしたいための

前置きだったのかもしれません。


以前、小松左京が「日本沈没」を書いたとき

「日本」というよりどころの島国を喪ったとき

日本人は世界でどう生きるのか、それを書きたいが為に

あえて日本を沈めた、というような事を何かに書かれていました。

「太陽の黙示録」もそういうものかもしれません。

日本という国がどうあるべきなのか

北と南に別れた日本を、それぞれ野望を持った人達が

旧日本に恨みを抱きながら、日本ではない日本を作ろうとする。

そんな中、劉備元徳たる柳舷一郎は、日本の復興を願う。

今の日本を見ていて、どれが良いのか迷ってしまいます。

永田町周辺のみなさん、

あなたたちは「日本の国を、日本の国民」を思って、

政治家や官僚になったのではないのですか。

ただ高給がもらえてもてはやされたい為だけなんですか?

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