つれづれなるままに

恐れ多くも、兼好法師のような文才はありませんが、日常の出来事を「ブログ」に表現できれば幸いです。’05.01.27.大安

◆福田暫定内閣に期待するもの

2007-09-25 15:05:11 | Weblog
前回の投稿二週間後、突然の辞任劇。23日に発表された自民党各役員人事を見ても、小泉・安倍劇場の終焉を告げるものであった。

施政演説後、各党の代表質問を受ける直前の辞任劇は、全ての国民を唖然とさせた。その後,二週間に及ぶ空白国会。非常時に備えた臨時代理もなく、その危機管理の無さに今更ながら驚く。

本日の衆参両議院国会で福田首相の首班指名を得て、福田内閣が誕生するが、大幅な人事更迭はなく、暫定内閣の色彩が強い。

中国、韓国はじめアジア外交では、安倍氏を凌ぐ力量が期待される。
日米関係も、二代首相の官房長官を務めた経験から、問題はなさそうだ。
拉致(北朝鮮)問題でも、小泉、安倍政権と手法を変えて、早期解決に努めそうだ。

障害者自立支援法の見直し、児童扶養手当の削減見直し、地域の創設雇用、
及び公約の「高齢者医療費負担増の凍結」は、旧大蔵官僚出身の伊吹幹事長、谷垣政調会長の慎重論で難産が予想される。

「地域の創設雇用」に名を借りて、選挙対策の、ばら撒き公共投資は厳に謹んで貰いたい。

「テロ対策特別措置法」についても、多額(現在まで200億円)の税金が使われるわけで、アフガニスタン以外の給油の疑念を払拭し、国民に分かりやすい説明責任を果たして貰いたい。

相変わらず、補助金の不正授受が後を絶たない。国民の納税意識を高める為にも、税金の無駄遣いに厳しく対処して欲しい。

行革は一休みで、自民党建て直し内閣とも言える。出来るだけ早期の衆議院選挙で、国民に「信」を問うべきである。




組閣を終え、記者会見する福田康夫首相=25日夜、首相官邸〔共同〕(日経新聞記事写真拝借)

◆新閣僚の顔ぶれ
〈総理〉福田康夫〈総務相〉増田寛也 〈法務相〉鳩山邦夫 〈外相〉高村正彦
〈財務相〉額賀福志郎 〈文部科学相〉渡海紀三朗 〈厚生労働相〉舛添要一 〈農林水産相〉若林正俊 〈経済産業相〉甘利明 〈国土交通相〉冬柴鉄三 〈環境相〉鴨下一郎 〈防衛相〉石破茂〈官房長官〉町村信孝〈国家公安委員長〉泉信也〈沖縄・北方担当相〉岸田文雄〈金融・行政改革担当相〉渡辺喜美 〈経済財政相〉大田弘子 〈少子化担当相〉上川陽子

*福田首相自身「背水の陣内閣」と表現している。

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