朝日新聞より拝借
★代理出産で双子を向井亜紀さんの実子と認めた東京高裁の判断は、概ね時代にマッチしたもので、現状に即した民法見直しの必要性を感じる。
★竹中氏の辞職で、河野議員の暴言が飛び出したりして、来夏の参議選を控えて、制度上の問題点を提起している。過去に大橋巨泉氏や田嶋陽子氏も早々にやめたケースがある。今度も有名野球選手などの名前が取り立たされている。次点候補者の繰上げ当選(所属党内での)については、制度見直しが必要ではないか。
★安倍政権が誕生して、「集団的自衛権」発言が国論を二分している。政権前の「戦後レジム(体制)からの脱却」発言や、「集団的自衛権は憲法九条に違反しない」との発言は、日米同盟の双務性にとって大きな障害になっている。ここまで踏み込んで発言した背景には、時代の流れを感じる。だから、憲法改正は軽々しく言いたくないが、理解に苦しむ条文の見直しは必要ではないか。
以上、激動する世の中で、憲法、法律、制度の検討・対応の遅れが気掛かりではある。