つれづれなるままに

恐れ多くも、兼好法師のような文才はありませんが、日常の出来事を「ブログ」に表現できれば幸いです。’05.01.27.大安

◆つれづれなるままに・・・・・愚痴る

2008-12-16 23:20:04 | Weblog
バブル前は大半の人が中流意識を持って生活していた日本人の生活環境が20年足らずの間に、働き盛りの若いホームレスが増えている現状を見るにつけ、政策の失敗と云わざるを得ません。小泉政権下の規制緩和の中で、派遣労働を認め、戦後の労働政策の原則を崩壊させた事に起因します。

米国の金融規制緩和の下で生まれた、サブプライムローンを組み込んだ金融債へ投機的な資金が各国から流入し、金融危機は一挙に、ヨーロッパはじめ各国に波及し、一足先に失われた10年を経験したわが国も、自動車産業をはじめとして、優良企業も人員削減に走り、日本の政治家達はなす術もありません。

情けない限りで、今こそ、政治改革(霞ヶ関改革・吉田茂自由党主と鳩山一郎民主党主の合併で誕生した55年政治体制の解体)を一気にすすめるしか方法は考えられません。

金融危機で国際社会の経済が縮小し、国内人口が減少する中で、また内需拡大の必要性が言われています。

道路族が直ぐ公共投資を持ち出す愚かさにも呆れます。
不況に対して財政支出を増やせという処方は、病気の男の子に、「女の子と付き合えば元気になるよ」と言うのに等しい、とドラッカは言っている。

政策実行から果実を得るには日時を要しますが、子供を生み育てる環境、教育、定年後の年金充実政策、雇用制度の見直しなど低所得層のボトムアップ、医療政策の拡充などを求める為には、高福祉、高負担は避けて通れません。

日本経済がこの厳しい時代を生き抜くためには、長期的目標を立て、技術面の優位性を生かして、省エネや環境などの分野に投資し、競争力をつける事が肝要です。

その為に、税金の無駄使いと脱税行為(年金番号で一元管理可能)の監視、国会議員、地方議員、公務員削減、など強力にすすめ、目的税としての消費税導入を考えるべきと思います。

今、その時が来たようです。


失われた十年を乗り越えて、低成長に甘んじてきた生活も、サブプライムローンに端を発した米国発の金融危機に、急速に不況風が巷に溢れてきました。変革を訴えたオバマ新大統領が選ばれた米国に比べ、小泉政権の霞ヶ関(行政)改革は後退し、国民に格差と混乱のみを強いています。日本こそ、Change We need ! です。早急に解散選挙で行革内閣を誕生させ、日本経済の再建に思い切った舵を切って貰いたいと思います。

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