つれづれなるままに

恐れ多くも、兼好法師のような文才はありませんが、日常の出来事を「ブログ」に表現できれば幸いです。’05.01.27.大安

◆最近のニュースから

2010-02-04 23:11:11 | Weblog
                引退会見する朝青龍=細川卓撮影

★管直人副総理兼財務相は1月31日、納税者番号を来年の国会に法案提出できるように、今年度中に検討することを表明した。

私も税の公平性から、幾度か納税者番号の導入をこのブログ上で主張してきた。

幾通りかの方法を検討されるそうだが、年金番号の利用が最も合理的と考える。

今年も早々と確定申告書を提出して感じたが、数千億の税金を投じたe-taxの使用は、1割以下で、全ての金融取引に納税者番号を記載すれば、個人の確定申告は大幅に簡素化され、e-taxも使いやすくなる。

プライバシー漏洩の問題は厳罰で臨み、対策はそんなに困難とは思われない。国民の財政無駄遣い監視の目もより厳しくなると思われる。欧米先進国に遅れをとること数十年の納税改革着手でもある。

★前原誠司国土交通相は2月2日、6月をめどに37路線(全国高速道路の18%に当たる1626km)を無料化すると発表した。

渋滞に配慮して地方からの実施であるが、メリット、デメリットの検討は必要だが、机上では解決できない。

欧米に比べて流通費が飛びぬけて高い。対策を取り入れながら高速道路の無料化は、必ず経済効果をもたらすと確信する。

★小沢幹事長の不起訴は予想通りだった。本丸(小沢氏)に迫れなかった検察の元秘書を含む3人の逮捕は、在宅起訴で十分だった筈で、検察の強権批判は残る。

検察内部でも、積極派と消極派に割れた3人の逮捕は、結局、石川議員から受託収賄の供述が得られず、政治資金規正法違反(虚偽記載)罪だけの起訴に終わった。

ただ、朝日の村山編集委員が言うように、「公共事業利権は究極の税金の無駄遣いだ。その利権に政治資金規正法の情報開示義務違反を武器に迫る、という検察のモチーフと検察手法は、市場化時代の要請であり、国民のニーズにも沿っている」のは確かである。

だから、マニフェストにそって、民主党は早急に、個人献金に限定した「政治資金規正法」の強化に取り組んで貰いたい。既に、政党助成金も共産党を除く各政党に、税金がら充当されているから当然である。

★造反票による貴乃花親方の理事当選や横綱朝青龍の暴行事件から引退へとゆれる角界も、政界同様改革の嵐にさらされている。

国技として優遇されている業界だけに、思い切った改革を期待したい。


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