つれづれなるままに

恐れ多くも、兼好法師のような文才はありませんが、日常の出来事を「ブログ」に表現できれば幸いです。’05.01.27.大安

◆最近のニュースから

2008-08-08 09:58:26 | Weblog
           完投で通算200勝を達成した中日・山本昌=小川智撮影

☆PCI関係: 東京地検特捜部は4日(月)PCI前社長らを不正競争防止法違反の容疑で逮捕した。
同法は企業が公平に競争できるように1934年に制定され、76年のロッキード事件を契機に、先ず77年に米国で外国公務員に賄賂を贈る事を禁止する「海外腐敗行為防止」を制定した。一国だけ禁じても、国際競争で米国が不利になると、89年OECD(経済協力開発機構)の委員会に対応策を提案、97年OECDで外国公務員贈賄防止条約(日本を含む33カ国)が採択された。(99年同条約発効)。
これを受けて98年日本政府は同法に外国公務員に対する不正利益供与禁止規定を新設し現在に至っている。
同法による摘発例は、昨年(07年)「九電工(電気設備工事大手)」社員がフイリッピン政府高官にゴルフクラブを贈ったとして略式起訴された一件のみ。厳しい海外営業活動競争の中での違法性を判断するのは非常に困難な面がある。特にアジア、アフリカでは現地公務員への賄賂は慣例になっている。
他方、従来から政府の途上国援助(ODA)事業をめぐるスキャンダルは度々報道され、税金の無駄遣いに眼を光らす国民の関心事でもある。
難しい背景で発生したPCI(パッシフイック・コンサルタント・インターナショナル)事件を契機に、関係企業がこの事実を冷静判断し今後に生かして行くかが注目される。


☆山本昌42才晩期大成型: プロ(中日)入りから4年間勝ちなしの200勝投手は他にいない。
86年星野監督時代に、米マイナーリーグへ留学。スクリューボールを習得し自信をつける。
マイペースで温厚な性格が、選手として「長持ち」につながったようだ。若い人達にも「努力すれば報われる」を伝えたい。


☆局地的都市水害: 5日(火)の局地的な集中豪雨で、東京都豊島区の下水道改修工事で作業中の5人が急な増水で流され、7日現在4名の死亡が確認され、1名が行方不明となっている。
昨日の甲子園球場の高校野球も突然の雷雨で中断された。

都市型水害は色々と原因究明がなされている。都市部の高層ビル化で、ビルが山の役割をして、上空に積乱雲を発生させ、風向きのよってその周辺で局地的な集中豪雨と雷が発生。

また、集中豪雨の際、ビルの壁面が雨樋の役目をして、舗装路面に溢れ道路が一気に冠水。

今年は、低気圧が日本列島の南に居座って、前線の蒸し暑い空気が、上空の寒気に冷やされて、上空に突然入道雲が発生し急速に発達して、雷と集中豪雨をもたらすと言うことで、天気予報が追いつかない状況らしい。従って、入道雲が発生したら、早めに避難して欲しいとの事である。

世の中が便利さを追求する反面、自然界は耐えられずに災害を引き起こす。

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