決勝で米国に勝利した後、上田投手に駆け寄るナイン
第29回オリンピック北京大会は8月8日午後8時(現地時間)、国家体育場(鳥の巣)で開会式が行われ、史上最多の204カ国・地域から選手、役員役1万6千人が集い、28競技302種目で競った。17日に亘った今大会も、無事24日午後8時からの閉会式セレモニーで幕となった。成功裡に終えたオリンピックを経て、大国、中国の変遷振りを今後隣人として確りと見守りたい。
★北島康介、前回のアテネに続いて、2大会連続、100、200メートル(平泳)2冠達成の偉業。
★ウサイン・ボルト(ジャマイカ)が100メートル9秒69、200メートル19秒30の大幅に世界記録を更新。超人ぶりを披露。
★マイケル・フェルプス(アメリカ)8種目に金メタル獲得(200メートル自由形・バタフライ、100メートルバタフライ他、個人・団体メドレーなど)の新記録。
北島、ボルト、フェルプスの異次元の活躍ぶりには、ど肝を抜かれた。
★太田雄貴がフェンシングフェルーレ個人決勝で初の銀メタル獲得
★予選、決勝で、3連投の上野由岐子(ルネサンス高崎)好投。狩野、山田の活躍で悲願の金獲得。
★男子(4×100m)リレーで銅メタル。1928年(アムステルダム)五輪・800m2位の人見絹江さん以来80年ぶりトラック種目のメタル獲得となった。
獲得したメタルは金、銀、銅だが、その色は全て順位を超越していた。
★野球・シンクロナイズは「銅」にも届かず。柔道男子で2大会連続の金メタルを狙った日本選手団主将・鈴木桂治選手の緒戦敗退。
勝負のあやと非情。
★なでしこジャパン3位決定戦でドイツに敗退。メタルは逸したものの健闘。
大きく成長し、次回オリンピに期待大。
★オリンピック最後の種目・マラソンは、ワンジル(ケニア・仙台育英高校卒)が2時間6分32秒の五輪新で金メタル獲得。尾形剛選手13位。佐藤敦之選手76位で完走。途中棄権者続出。
五輪はナショナリズムをかきたてる。そんな中で、女子バレーボールの米国を銀メダルへ導いた郎平監督、シンクロナイズド・スイミングで中国に初の銅メタルをもたらした井村雅代。ともに日本を代表する指導者が母国を離れ献身的に指導する姿が強く印象に残った。また、男子マラソンで金メタルのワンジル選手は、ケニア生まれの「ニッポン育ち」。留学した仙台育英高校では、駅伝に向けた強化指導で力をつけ、卒業後トヨタ自動車九州の森下広一監督(92年バレセロナ五輪銀メダリスト)もとで更に力をつけた。
一方、オリンピック開会式当日、グルジアから分離独立を目指す南オセチア自治州に駐留しているロシアの平和維持軍とグルジア軍と間で、大規模な軍事衝突勃発。背景には油送パイプラインをめぐる利権争いがある。ナショナリズムが形を変えて、記念すべき五輪開催日の当日に軍事衝突した。非常に残念な出来事である。世界に各種スポーツの交流が広がる中、各地で民族闘争(ナショナリズム)が表面化してきている。「今は弾丸の飛ばない戦争状態」と、むのたけじ(93歳、ジャーナリスト)さんが仰るが、新疆(しんきょう)ウイグル自治区の衝突、アフリカ各地の紛争は、双方に大国が控えている為に、大戦に繋がる危機がそこにある。
第29回オリンピック北京大会は8月8日午後8時(現地時間)、国家体育場(鳥の巣)で開会式が行われ、史上最多の204カ国・地域から選手、役員役1万6千人が集い、28競技302種目で競った。17日に亘った今大会も、無事24日午後8時からの閉会式セレモニーで幕となった。成功裡に終えたオリンピックを経て、大国、中国の変遷振りを今後隣人として確りと見守りたい。
★北島康介、前回のアテネに続いて、2大会連続、100、200メートル(平泳)2冠達成の偉業。
★ウサイン・ボルト(ジャマイカ)が100メートル9秒69、200メートル19秒30の大幅に世界記録を更新。超人ぶりを披露。
★マイケル・フェルプス(アメリカ)8種目に金メタル獲得(200メートル自由形・バタフライ、100メートルバタフライ他、個人・団体メドレーなど)の新記録。
北島、ボルト、フェルプスの異次元の活躍ぶりには、ど肝を抜かれた。
★太田雄貴がフェンシングフェルーレ個人決勝で初の銀メタル獲得
★予選、決勝で、3連投の上野由岐子(ルネサンス高崎)好投。狩野、山田の活躍で悲願の金獲得。
★男子(4×100m)リレーで銅メタル。1928年(アムステルダム)五輪・800m2位の人見絹江さん以来80年ぶりトラック種目のメタル獲得となった。
獲得したメタルは金、銀、銅だが、その色は全て順位を超越していた。
★野球・シンクロナイズは「銅」にも届かず。柔道男子で2大会連続の金メタルを狙った日本選手団主将・鈴木桂治選手の緒戦敗退。
勝負のあやと非情。
★なでしこジャパン3位決定戦でドイツに敗退。メタルは逸したものの健闘。
大きく成長し、次回オリンピに期待大。
★オリンピック最後の種目・マラソンは、ワンジル(ケニア・仙台育英高校卒)が2時間6分32秒の五輪新で金メタル獲得。尾形剛選手13位。佐藤敦之選手76位で完走。途中棄権者続出。
五輪はナショナリズムをかきたてる。そんな中で、女子バレーボールの米国を銀メダルへ導いた郎平監督、シンクロナイズド・スイミングで中国に初の銅メタルをもたらした井村雅代。ともに日本を代表する指導者が母国を離れ献身的に指導する姿が強く印象に残った。また、男子マラソンで金メタルのワンジル選手は、ケニア生まれの「ニッポン育ち」。留学した仙台育英高校では、駅伝に向けた強化指導で力をつけ、卒業後トヨタ自動車九州の森下広一監督(92年バレセロナ五輪銀メダリスト)もとで更に力をつけた。
一方、オリンピック開会式当日、グルジアから分離独立を目指す南オセチア自治州に駐留しているロシアの平和維持軍とグルジア軍と間で、大規模な軍事衝突勃発。背景には油送パイプラインをめぐる利権争いがある。ナショナリズムが形を変えて、記念すべき五輪開催日の当日に軍事衝突した。非常に残念な出来事である。世界に各種スポーツの交流が広がる中、各地で民族闘争(ナショナリズム)が表面化してきている。「今は弾丸の飛ばない戦争状態」と、むのたけじ(93歳、ジャーナリスト)さんが仰るが、新疆(しんきょう)ウイグル自治区の衝突、アフリカ各地の紛争は、双方に大国が控えている為に、大戦に繋がる危機がそこにある。
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