つれづれなるままに

恐れ多くも、兼好法師のような文才はありませんが、日常の出来事を「ブログ」に表現できれば幸いです。’05.01.27.大安

小倉 昌男さんのご冥福をお祈りします。

2005-07-03 05:37:51 | Weblog
都議会議員選挙を前に、党利党略のため中断されている郵政民営化国会審議中、奇しくも先日、小倉昌男さん(元ヤマト運輸社長)が死去された。同民営化の引き金の一つと言っても過言でない小倉さんについて、7月2日の日経(春秋)、朝日(天声人語)に夫々その生き様が記されている。宅配便生みの親・小倉社長は、業界保護を優先する旧運輸省と衝突。路線免許問題で行政訴訟まで起こしたアイデア・マン且つ気骨の人であった。「日本は障害者が住み難い国です」と言って、私財で福祉財団をつくり、障害者の自立実現に尽力された。現役引退後は義大夫や小唄などの趣味に精を出し、静かに80年の人生を終えられた。
関係省庁と渡り合って、厚い壁に風穴をあけ成功を遂げた企業は自動車の本田や人材派遣のパソナなどが有名だが、昨今の談合問題に関係する官庁・民間企業との次元の違いを感じざるを得ない。小倉さんのような人にこそ叙勲が相応しいと思うが、その実際の実務を取り仕切るのは官僚。真に残念だが、無理な話?。    

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3 コメント

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はじめまして (mic)
2005-07-03 07:56:37
新聞を三面から読み始める私には、浜千鳥さんのブログは、[しっかりこの事解りましょうね]コラムになっています。クロネコヤマトの宅急便には重宝しています。友人の息子さんの勤務先がヤマトで、つい最近、外国勤務から帰国しました。インターナショナルな展開なんですね(駐在員が活用)。外国はFEDEXかと思ってました。

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Unknown (コロコロ)
2005-07-03 11:22:53
私も日経の「春秋」を読みました。官僚的な考えが多い今の世の中で、気骨ある生き方に感動しました。
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気骨 (G)
2005-07-03 16:01:54
まったく元ヤマト運輸の小倉さんは気骨のある方だったそうですね。私もなくなられた後の記事でその気骨ぶりを知りました。勇気ある言葉も多く発せられていたそうですね。
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