つれづれなるままに

恐れ多くも、兼好法師のような文才はありませんが、日常の出来事を「ブログ」に表現できれば幸いです。’05.01.27.大安

◆胡錦濤(フーチンタオ)国家主席の後継者習近平(シーチンピン)氏に期待するもの

2010-10-19 22:13:35 | Weblog

昨年暮れ、天皇陛下と会見する習近平国家副主席

中国共産党の第17期中央委員会第5回全体会議は18日、習近平国家副主席(57)を軍の最高指導機関、中央軍事委員会の副主席に選出した。

軍の人事を握る要職に就いたことで胡錦濤国家主席(67)の後継者になることが内定した。

昨年暮れ(09年)訪日時は天皇陛下とも会見。

習近平氏は高級官部の子弟グループを指す「太子党」に属し、江沢民前国家主席(84)や曽慶紅前国家副主席(71)とも関係が近い。

胡錦濤国家主席の出身母体である共産主義青年団(共青団)グループとは異なる人脈である。

現在の中国指導部は80年代の最高指導者、小平氏や毛沢東氏の時代と違い、集団体制を強めている。

共青団に属し次期首相就任が有力視されている李克強(リーコーチアン)・副首相(55)グループとの人事をめぐる駆け引きが激化しそうだ。

しかし、中国の世界への影響力は、文化革命当時とは様変わりしている。

アジア経済圏構築の為にも、日本の協力は不可欠の筈だ。

尖閣諸島問題での反日デモにしても、中国内民主化の遅れに対する不満の捌け口になっている。

13億人の中で、共産党員は7800万人と言われる。

翻って、中国1000年の歴史の中で、6つもの王朝が交代し、しかも漢民族の王朝はそのうちたったの2つ、宋と明しかない。ほかは契丹族の遼、蒙古族の元、満州族の金と清である。

民族問題、地域的貧富是正、教育問題、一国二制度の矛盾などなど、「悩める大国・中国」の指導者の責任は重大である。


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