国家の 「存立的危機事態」とは 一体 何を意味しているのか.この国会で
お話しを聞いていると なにやら 妖しげ゛な 言葉が 飛び出してくる.
安倍さんは 元々言葉の テクニックに炊けた人かもしれない.
第一次 安倍内閣の スローガンは「美しい国」であった.さて 次は何が出るかなあと
期待していた. 「恒久的平和主義者」ちょっといいすぎじゃないの.
「戦後レジームからの脱却」はつまり戦前への郷愁だったようだ.
゜恒久的平和主義者が憲法9条改正を言い出したり 集団的自衛権で
自衛隊の米軍共同作戦を言い出したり,そのとき飛び出したのが
「国家の存立的危機事態」という言葉だったわけだ.
思うに 国家の存立的危機事態は かならずしも外的に攻撃を受けるということだけではないと
思うんだがなあ,
たとえば 出生率1・34 食料自給率34%などもそうでしょう.財政赤字のGDP比200%
もそうだし,きえたねんきんもそうだし,沖縄県の要塞化もそうだし福島県の
原発問題もそう.内政問題のほうが 国家の存立の危機的事態に事欠かない.
現在 内閣は外国人観光客が激増している.がいこくの記者が書いていた.
『人の捕らえ方それぞれだが,日本人の『おもてなし観光が外国人の日本に対するイメージ
を変えたというが,これは日本人のうちうちの話にしておいたほうがいい.
何を好き好んで おもてなしを受けに高い費用をはらおうか.」という記事があった.
円安で日本国民はたいへん物価の値上がりで苦しんでいる
しかし,外人にしてみれば たいへん喜ばしいことなのである
こんなときで ない限り日本に行ける機会は無いものね.とこういうんだ.
おまけに どこの国がいちばん多いのかといえば 日本人の90%
が嫌いと答えた中国からの お客さんだというんだから こんなところも
日本人も 広い気持ちで がいこくの人とも接しなくちゃ.
せまい民族主義を撒き散らしながら 恒久平和といったって まっしらけ.
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