いま 流行である。
「現在では 一国で 平和を守ることは難しい。」
それはそうだが、言葉通り信ずるわけには逝かない。よく例に出されるのは 欧州共同体であるが
二国間となると 日米同盟くらいか。かって南ベトナムという国があった。
南ベトナム政府とアメリカとの関係は 日米とよく煮ている。北ベトナムの恐怖から アメリカによって南ベト
ナムの安全は保障されていたはずである。
しかし、全盛期のアメリカを北ベトナムは追い落とした。いまとは環境が異なるとしても 北ベトナムの
住民の勝利で終わった。だが勝利した北も相当な後遺症を残した。それは来世紀も続くかも知れない。
アメリカもそうだ。
賢明な現在の指導者たちは 近代戦争に勝利者はいないことを知っている。
そこで、中国が模索しているのは大国における 力のバランスによる世界平和の維持で゛ある。
日本が仮にアメリカと共同運命体の選択をしようとしても 平時では至極出せ問うなせいさくでも
戦争というものを前にすると 一国の指導者は そう単純でないことを知っている。
第三次世界戦争勃発なんて週刊誌が書いても できないのであろう。
なぜなら そのとき地球は破滅するからだ。現在の安全保障は「じぶんのくにさえ」ということ手はすまない。
地球という星の 運命がかかっているからである。
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