あのね、私は知っていたのよ。
…お彼岸にお墓参りと今年他界した伯父の家に お線香あげにいったの
見上げる石垣…幼い頃 夏休みは何時も この田舎で2週間は過ごしていた思い出の地
ふっと段々畑を見ると…
石が並んでいたの…何だ 何かの目印なのかと思い野良作業している
従姉に聞いちゃったの…何で石 並べているのって…
はぁ~おめぇは馬鹿かぁ~って…
荒いお言葉の返事
(実はこの従姉と私は 親戚の中でもピカイチを競う…口の悪い女通っているのよ)
従姉の旦那も おい、宇宙人が来たぞ…って…大笑い。
小石だと思っていたのは 灰をまぶした種芋でした。
…だって…灰をまぶして植える事知っていたけど はじめて見たんだから しょうがないじゃん
我が弟夫婦は えぇ~じゃが芋って 種蒔いて育てるじゃないの
って…(まったくもって いい年してじゃが芋の花から種をとると思っていたらしい)
もっと 異次元の会話していたんだから…私のほうがまともだよね。