ものづくりが大好きな男の子ジョニーが、周囲にバカにされながらも一人で1から大時計を作り上げ、みんなに見直されるというお話です。
ほんとにいい話で絵も優しくて素敵だし大好きなのですが、音読で20分もかかるので実際の読み聞かせに使ったことはありません。
以前は15分だった持ち時間は、最近もっと短くなって、長くても10分くらいです。なので、逆に半分まで読んで「続きは来週!」ってことにするのはどうか?という提案をするため持って行ったのです。
しかし、20分は長い。皆さんよく聞いてくださったわ。いやしかし自分の好きな本を人に聞いてもらえるって、幸せなことですわね。
とはいえ、本の力で大好評でした。ただ、やっぱり切る部分が難しくてまだ実際使うかは要検討です。
この本のいいところは、ひたむきに頑張る子どもが報われるところ、だけじゃなく、時計の部品やしくみをほどよく詳しく書いているところでありましょう。
男子が女子がと言うのはナンセンスではありますが、赤ちゃん抱っこして来てくれたメンバーが、「女の子は人間関係をみるし、男の子はものづくりの工程に興味を持つ」と指摘してくれて、確かに的を得ていると思いました。
だから、時計の部品の説明のところは早く読もうか、という私の案は却下なのでした。うん、そうだよね。