< 干し柿を食べてみたいと思う夜 花木柳太 >
( derrickcianoによるpixaboyからの画像)
子供の頃はオレンジ色の干し柿を吊るしてある家庭が
多かったが今となってはそんな風景はトンと見なくなった。
干し柿はただただ懐かしい食べ物である。
日本人は奥ゆかしい民族である。鳥の為に熟れた柿を少しだけ残しておく。
みかんと同じで正月の食べ物でもあるのか。
尤も餅も今では一年中売っている時代であるが・・
今日も比較的暖かだったがこれで例年並みだという。
ソフトバンクの優勝も決まったし、師走に向けて慌ただしくなったのか
歳を取ると子供の頃の風景が切ないくらい懐かしくなる。
農家の縁側に吊るされたオレンジ色の柿。
その傍らにある色づいた柿の木。
そんなものはその典型だ!
郷里から干し柿が届かなくなり
食べてみたい夜があり…自分で作り始めました。
妻も私も干し(吊し)柿が大好きですからね。
柿をたくさん買ってきてベランダに吊します。
数十個…わくわくしながら吊します。
雨模様になると 部屋の中に取り込み
晴れてくると またベランダに出します。
面倒くさいですけど 結構!嬉々として…(笑)
まだ少し寒くなりきらないので 吊るしていません。
寒くなりきらないと 美味しくなりませんから。
11月に入ったら柿を仕入れ!に参ります。
かつては郷里の実家からたくさん届きました。
庭に渋柿の木がありましたからね。
良く出来たものを選んで!送ってくれていました。
父が亡くなり 母がグループホームに入り
そして昨年 遂にその柿の木も枯れてしまいました。
私の中から一つひとつ 故郷がなくなっていきます。
郷里から送ってもらっていたものは渋柿でしょうか
文面からは(完成品の)干し柿のようですが・・
父母はいいものですね。
何事も自分にょり先ずは子供の事を考えます。
母なども職場で出たお菓子を家までもって帰ってきていました。
私も父母共にもう亡くなりました。母は89歳まで生きました。
お母様は長生きですね。そっとグループホームで
専門家に見守られながら生活するのが良いでしょう。
昔の人は餅つきから味噌づくりまで家庭でやっていました。
田舎の事で昔はスーパーなどもない時代でした。
その点正月はハレの日でした。待ちどおしかったものです。
渋柿が吊るしておくと甘くなるのは不思議ですね。
テーブルの上に置いておくだけでも甘くなるようですが。
やはり、外の寒令にさらされてうま味が出るのでしょう。
郷里の柿の木が枯れてしまって・・
そうですね。何時までも枯れないで残っていてほしいものです。
淋しさ、、お察しいたします。
吊るし柿作り・・いい趣味になりそうです。
奥様とともにいい正月を迎えられそうですね。