フォト俳句・天使の梯子

    時として見る天使のはしご
    まるで神の呼びかけのよう。

            花木柳太
   

枇杷の実

2019-05-31 10:05:11 | 俳句


 < 枇杷の実をほうばった日の夏の風  花木柳太 >

 今朝は雨が降っている
 午後には上がる予定だ
 長い間降らなかったような気がする
 恵の雨だ。

 しとしとと降る雨の中、句を作っていた
 子供の頃はよく枇杷は食べた。
 散歩に行って川の際に生えている枇杷に
 今頃の季節なんだなあと思った。

 はっきりした季節は憶えていないものだ
 一枝失敬しようと思ったが出来る場所ではなかった
 自然に自生しているものだろう。

 雨が上がったら何処へ行こうか
 特に予定はないが・・

夏柳

2019-05-30 06:06:08 | 俳句


 < 博多座の船乗り込みや夏柳  花木柳太 >

 この前まで桜だ桜だと云っていたがもう夏だ
 船乗り込みは歌舞伎役者が舟に乗って興行を知らせる
 緑したたる柳が水面を慕うように長く伸びているさまは
 涼しげだ。

 5月も後2日だ、早いものだ。
 最近テレビを観ていて思ったものだが
 「ぞっこん九州」とか「ちょっと福岡行ってきました」
 など、地元志向と言うかそういう番組が増えた。
 皆さんの処は如何でしょうか?

 暑いときは暑い暑いと言い
 寒い時は寒い寒いと言って生きてゆく
 
 きょうも暑いらしいが頑張っていこう

 

海辺の少年

2019-05-29 06:06:08 | 俳句


 < 少年の浜辺の波や涼しけり  花木柳太 >

 もう水浴びをしたいくらい暑い
 子供の頃海で溺れそうになったことがある。
 まさに間一髪でこの世に居なかったかもしれない。

 水は怖いものでもある
 小学校の5年生の頃だったろうか
 泳いでいて沖に流された
 泳いでも泳いでも岸に付かない
 床屋さん家の年長者に助けてもらった。

 水より怖いものは人間?悲惨な事件がまた起きた
 朝元気で出て行った者が帰らぬ人となる。
 それがわが子ならいかばかりだろう。

 この一週間は晴れ間が持つようである
 来月になれば梅雨になるだろう
 そして暑い暑い夏がやって来る。

 一年が過ぎゆくのも早いものだ。

 

夏のふらふこ

2019-05-28 06:06:07 | 俳句


< ふらふこや漕ぎ手がないのか夏の風  花木柳太 >

 ふらふこは春の季語である
 団地の公園では子供が少ないのか
 それとも、外が暑いからか
 ブランコを漕ぐ人がいない。

 そこは草の中だった
 子供のいない公園は侘しい
 それでもわずかにブランコの下は草がない

 昨日は幾分涼しかった雨が降ったのだ
 きょうは降らないが最高気温は24℃という。

 今年の夏は冷夏か猛暑だという
 気象予報士にも本当は予測できないのか
 
 こう暑くては田植えもできないのか
 九州北部の梅雨入りは6月5日辺りらしい。

 

薄暑の頃なのに。

2019-05-27 06:05:07 | 俳句


 < 五月晴れまだ掘り足りぬ浅蜊かな  花木柳太 >

 まだ、潮干狩りをする人がいる
 渡り鳥もあらかた去ってしまった。
 街には居残りの渡り鳥がいたりもする。

 この干潟にも帰らなかった鴨のようなものがいる
 
 昨日は暑かった、北海道では39℃を観測したという
 まだ5月だ、九州でも33℃を観測。

 トランプ大統領が来日している
 昨日のゴルフは暑かったろう
 炉端焼きはいいな、日米同盟の強固さを
 世界にアピールするためだけに来たのか?

 それにしても、この夏はどうなるのか
 まさか冷夏ではないだろう。
 
 東京の空の下大統領はどんな夜を過ごすのだろう
 あと30年もしたら世界は中国のものだろうか
 
 中国共産党が崩壊しないことが分からない。