春愁・秋思(しゅんしゅう・しゅうし)

冬の雪、秋の月、夏の風、春の花
萩の花が好きだった人を思い出す

出かける

2020年09月28日 | インポート


どうしても
愚痴が多くなったこの頃
周りの人にぶつけて 遠く離れた兄にまで・・
周りも迷惑している事でしょう
「そんなこと言われても・・」と思っているだろう
妻が亡くなってから 自分の中から魂が抜けたようだ
持病が少しずつ進行しているのか?なかなか体力的にもつらい日もある

でも
辛くても生きられるところまで生きなければ・・
前向きに生きたい

三年前までは仕事半分でも
少しは仕事らしいこともしていた

ケイタイ電話の電話帳に身内以外に300人も登録していたが
今では数人
その中に Sさんがいる
Sさんは本業のユースホステルの他に
自分の夢だった 民話カフェを3年前に開店
「コーヒー一杯で一日中OKです」の言葉に甘え
週に2回は通っていた

しかし若いころからいろいろな事に興味があって
いろいろなグループや会を先頭にたってやってきたが

カフェオープンの頃、全部やめてしまった
そして 客が来るあてのないカフェで一人
民話の本や資料に囲まれた生活をしていたようです
好きな事ではあるが のんびりとした生活で
昼間は一人でいるようです


Sさんは昭和16年生まれ
人の事は言えないが
私もそれほど変わらないが
昨年あたりから、話しているとなにかかみ合わない時があり

自分も妻が亡くなって気を紛らわすことが
無かったので
「お互い ボケ防止の為にどこかに出かけましょう」と
ドライブに行き始めました
昨年は7回も一緒に出掛けた
みんな 妻と行ったこともある思い出の場所だった

今年は コロナ騒ぎで誘いも遠慮していた
益々静かに過ごす時間が多くなったよう

奥様も感じていて 気になっていたのか
先日、市内の認知症外来で診察してきたようだ
結果はよく聞いてはいないが
本人は「妻に強引に連れて行かれた」と言っていた
俺は何ともないのにと
診察した看護師や医者に不満を言っていた

コロナ禍ではあるが
思い切って7月に新潟県に行ってきた

そして先日、白馬に行ってきた
奥様も一緒に行きたいとのこと
初めて奥様が同行
奥様は「グルメマニア」なので
お昼の場所選びがなかなかなくて
やっと 小谷の田舎村の中のフランス料理の小さなレストランを探し
ランチは1800円位でリーズナブルで
量も私にちょうど良く、奥様も満足したようだった

白馬岩岳のゴンドラが良いのではと
息子に聞いたので

先日の4連休前だったので
空いていて
景色も堪能できました

出かける前日 電話して
「階段は? テラスまで歩く距離は? 坂道は?・・・・」と
確認しました 私が自信がないので

ゴンドラ乗り場は二階です
ゴンドラおりて平らな道を200メートルと聞いて
安心して出かけました

ゴンドラを降りるとこの景色
自分の足では標高1300メートルのこの場所には来ることはなかったので
秋の秋日和の高原に満足しました
山肌に少し張り出して作ってあるテラスでは
みんなまだ残雪の山を眺めて楽しんでいました














帰りは
奥様の趣味のキルト展が池田町美術館でやっていたので
お連れした
私は疲れて車の中で休んでいた
9月から無料にになった
松本トンネルと三才山トンネルを通って
無事帰路に

たのしい一日だった

***********
私は、くも膜下の後、定期的に脳のMRI検査をしていたが
今年はもう5年過ぎたので2年に一度で良いと免除されているが
前回に「脳の収縮があるが日常生活に大きな問題がなければいいです」と
言われている、確かに物忘れや細かいことが一度では覚えられなくなっている

家にじっとしていないで
時にはこうして出かけたりして
脳の刺激を与え
少しでも脳の老化を遅らせたいものです