tarohanaきままな記録

わんこ3匹毎日頑張る!

思うこと

2009-10-25 23:32:34 | インポート
”ある精神科医の耐病記”を読みました。
医療従事者について”あいつらもただの人間なのだ”とわりきること。納得です。
見舞いも葬式も必要ないこと。同感です。
余生に対する感じ方。まるで自分ががんを宣告されたように読み入りました。

父ががんになり、私も慌ててガン保険に入りなおした。我家は私が世帯主なのだから当然家計は苦しい。不幸中の幸いにも父がガンを発病したのが70を過ぎてから。医療費は1割負担。高額医療費のもどりもある。でなければとてもイレッサなど毎日服用できない。
今自分がガンであることがわかったら・・・とても生活できない。両親が生きている間、子供たちが自立するまで、自分はガンにはなれない。両親と子供たちのために収入を得なければならない。定年までなんとしてでも頑張らなければならない。

明日、父はCTを受けにがんセンターに行く。あいにく私が仕事なので電車とバスを乗り継いで1人で。結果がわかるのは次の検診日、11月18日だ。

私は自分と同じように、ネットで肺癌末期の病状がどのように進むのか探している人に、少しでも参考になればと思いこのブログを始めた。でも最近毎日のように削除しなければならない不快なコメントがのってきてしまうようになった。耐えられない。
このブログ、非公開にしようか、悩んでいる。


だんだんと寂しくなる庭で

2009-10-15 22:33:07 | 我家
今日はさわやかでした。
先日の台風のため、咲くばかりであったバラの蕾は無残な姿に・・
そんな寂しい庭にオールドローズが頑張っていました。



9月に植えた種。やっとこれくらいになりました。



我家は落葉樹ばかりなので冬は本当に寂しくなります。また、日当たりもよくないため、紅葉もなかなかきれいな色にはなりません。鬼ゆずが色づくのが楽しみです。


いちごの植え替え作業完了

2009-10-15 22:23:33 | 我家の畑
いちごの植え替えが終わったというので見に行ってきた。
昨晩雨が降ったのでグッドタイミングというところだが・・・



今年は4列になった。この苗たちが無事に育って来年たくさん収穫できますように。

今日もついてきた我家の小犬。後ろにハナもいるのだけれど、残念、写りませんでした。



間の抜けた顔のくうとちびのモコです。
今日はあったかでよい日向ぼっこになりました。
じいちゃんがたまねぎ用に畑を耕しているのをながめながらの風景。

イレッサ48日目の通院

2009-10-15 17:55:45 | じいの病状日記
10月10日 イレッサ44日目 台風で壊滅的打撃を受けたきゅうりとインゲンを片付けるため1人で自転車で畑へ行き、夕方まで。声が時々裏返る。

10月11日 イレッサ45日目 今日も朝から自転車で畑へ行ったそう。イチゴの苗の植え替え作業を半分終わらせたとか。日に焼けて鼻の頭が赤くなってる。足にまめをつくり、手には刺をさし、夜一番下の孫に刺をぬいてもらう。先日購入したおしるこの缶を毎日3本も飲んで母に文句言われてる。少し元気になった様子。水曜日はゾメタと血液検査だ。

10月12日 イレッサ46日目 今日も朝から自転車で畑へ。イチゴの植え替え作業を完了させたらしい。満足したのか、少し元気そうだ。立派な実をつけてくれることを祈る。

10月13日 イレッサ47日目 今日は一日家でごろごろ。明日はゾメタ。血液検査、レントゲン結果はどうだろうか。

10月14日 イレッサ48日目 腫瘍マーカーは驚くほどさがっていた。レントゲンの影も全体的に薄くなっていてイレッサが効いているという。よい結果にもかかわらず何となく元気がない。帰宅後昼寝をし、夕方はなの散歩にでかける。少し元気に見える。ずっと言わないでいたが、かなりの耳鳴りがしていて苦痛らしい。やはり本人でないと本当のところは分からない。抗がん剤の副作用でずっと苦しんでいるのだ。


昨日は検診日。血液検査、レントゲン検査のオーダーが入っていないとかで受付に戸惑い、また不安な出だしだったけれど、結果は二重丸。診察室に入って、わずか1分ほどかと思われる短い説明。”どうですか。かわりないですか。うん、腫瘍マーカーも下がっているし、レントゲンでもだいぶ薄くなってるから、イレッサ効いてるね。このまま続けましょう。では次回は5週間後で。”
そして会計で母が気づいたのだが、今度はゾメタのオーダーが入っていなかったのだ。先生忙しすぎるね。

腫瘍マーカーは31.6から11.4へ。
すごいなぁ。イレッサ。魔法かしら。
父は以前のように(抗がん剤が効いた後のように)明るい表情は見せない。
一安心はしているようだが、相手は不治の病だ。いろいろ胸の奥、考えるところがあるのだろう。
うつとそうと繰り返し。あんなに喜んだ抗がん剤での縮小も時間が経てばまた同じ。
いつまで効くのかこの魔法。祈るしかない。

26日はCT検査。まあ一応やっておきましょうとのコメント付。腫瘍はどの程度縮小しているのだろうか。また腰に転移したガンは今いったいどうなっているのだろうか。






あっという間にときが経ち・・・

2009-10-08 22:04:43 | じいの病状日記
10月7日 イレッサ41日目 久しぶりに笑顔を見た。明日台風がくるかもというので畑の確認に行った。胃の調子が悪いという。何となく元気がない状態がずっと続いている。2、3日前から咳が目立っている。本人ではないので今の身体の状態がわからない。

前回の検診から約1ケ月、なかなか思うように更新ができなかった。父の心の中が読めない。話もうまくできないでいる。イレッサは効いていると思われるのに。本人にずっと元気がないのだ。何を聞いても生返事。以前は落ち込んでいる時もあったが、元気な時もあり、頑張ろうという気持ちに家族もなったのだが、ここのところずっと元気がない。家族の心配や話しかけがうるさいようだ。実際のところ、薬が効いているというのはCEAの値が下がったという事実に基づいての判断だ。本人ではないので、肺の息苦しさがどんなものなのか、話してくれなければ何もわからないし、比べられない。副作用についても同じ。ずっとごろごろしているのも、副作用により身体がだるいのかもしれない。とにかく元気がない。おまけにこの台風で取れ始めたばかりのインゲンときゅうりが壊滅的打撃をうけてしまった。今日は大好きなお風呂にも入らず、そっとしておけと1人で見もしないテレビをつけて横になっている。母はほっとくしかない、自分で頑張ろうという気持ちにならなければだめだと半ば疲れ気味だ。本人が一番苦しいのはよくわかっているつもりだが、家族も大変だ。時にどうしてよいか分からないときがある。そっと見守ることしかできそうにない。外からみた体調といえば、咳がまたでている、声枯れがするようになっている、そう、食欲がここのところない。イレッサを服用して1KG増えたといっていたが、どうなのか。なんといっても何もやる気がおきてこないようなのが一番心配だ。このまま負けちゃうのか?来週はゾメタ、そしてまた血液検査にレントゲン。26日にはCTの予約が入っている。結局のところ、こういった繰り返しでときが過ぎていくのだろうか。