アリムタ ２回目

今日はアリムタ２回目の日。
担当医の学会があり、通常なら３週間後のところ、今回のみ４週間目。
熱をだしてこじらせていたのでちょうどよかった。
　診察では熱を出したときのことと、クラビットを飲んでどどうだったかを聞かれた。
血液検査の結果は特に問題ないとのことで「今日もやりますよ」と。
　一度打って、効果はどうなのかと尋ねたところ、「うーん、まだわからないねぇ。だた
腫瘍マーカーは下がってますね。」
　おっしゃる通り、ＣＥＡは今回9.2だった。１回目が24.6だから、数字だけ見ると
かなりうれしい下がり具合だ。
あまり機嫌がよくなかった父も、２回目が打てたことと、帰りに畑によってもうすぐ収穫できる
とうもろこしや、やっと張り出してきたスイカを見て、なんとなく元気が戻った様子。
ただ口の中が苦いと食欲があまりない。
　次回は７月３日。この３週間、無事に過ごせますように。

私も少しほっとした。
アリムタでしばらく現状維持ができることを願うばかりだ。

今日は朝５時半に起きて、はなの散歩、７時にはがんセンターに出発、
３人で昼をとって畑へまわり、帰宅したのが午後３時過ぎ。
私自身ものすごい疲労感でその後６時まで昼寝してしまった。
起きてはなの夕方散歩。ぐるっと回って帰ってくると、前に自分の息子によく似た後姿が女の子と歩いている。
少し太めに見えたので違うかなと思ったものの、本人と彼女だった。
大学入って、スポーツやめて太ったようだ。となりの彼女もダイエット少女ではない。
タイミングよく、今日は正面から会うことができ、お顔を拝見。かわいらしい。
いいなぁ。二人とも今楽しいんだろうなぁ。

やっと落ち着いて

やっと夜になっても熱が上がらなくなった。
今回の件で、私たちは思い知った。
父は末期の肺がん患者。イレッサのおかげで普通の生活が
できていただけなのだということを。
熱も下がらず、せきが止まらなくて眠れなかった夜、私がこのまま死んじゃうんじゃないかと
不安になったが、父ももうだめかと思ったそうだ。
風邪から簡単に肺炎になって、抗生物質を飲んでもいつまでも熱がすぐ下がらなくって。
２週間苦しんだ。

昨日約２週間ぶりに畑に連れて行った。
草取りをする父。あれもやらなくてはこれもやらなくてはという思いが復活したようだ。
生気を取り戻した。
病み上がりで心配だが、母とふたり、やりたいことやらせてやろうと。
今日は仕事で車だしができなかったが、自転車で草刈りに行った。

明日、あさってと体を休め、月曜日はアリムタとランマーク注射の日。
病み上がりで抗がん剤が打てるのか。
検査の結果はどうでるのか。
わがままをいって、月、火と休みをとった。

微熱下がらず・・・

クラビットを服用して一週間。
昼は平熱に戻るものの、夜になると微熱。
ずっと安静の状態だ。
食欲もなく、一日横になっているせいか、腰痛もあり。
すっかりに病人になってしまった。
畑もできず、資材を購入したデッキの補修もできず。

母が今日がんセンターに電話して指示をあおいだ。
クラビットはくせになるのでもう服用しないほうがいい。
微熱なら様子を見て。３８度を超えるようならまた電話して。
せきがでるのは肺がんなのだから仕方がない。
（かぜをひく前はほとんどでていなかったのに。）

どうすることもできない。
このまま病人になってしまう？
いったいどうなる？

大丈夫かと声をかけるとうんと返事するが、
すっかり元気をなくした父。

心配なのだ。