半次郎の“だんごんがん”

要するに、居酒屋での会話ですね。
ただし、半次郎風のフレーバーがかかっています。
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長寿国日本の危機!?

2010年08月04日 12時10分49秒 | コラム
こんにちは、半次郎です。

朝の風が、少しだけ涼しくなった気がして、秋の気配を感じてしまいます。
まだ8月になったばかりなのに…。
木の精(気のせい)、花の精ですね。

さて、日本は世界一の長寿国と言われています。
ところが、ここへ来て、ちょっと雲行きが怪しくなりました。
平均寿命を引き上げてくれるはずの百歳以上のお年寄りに、異変が起きているのです。

発端は、112歳になるはずのおじいちゃんが、30年ほど前に、自宅の一室で亡くなっていたというあの事件からです。

各自治体が、百歳以上のお年寄りの生存を再確認したところ、出るは出るは、行方不明者が続々…。
現時点で、百歳以上の高齢者の内、12人もの方が所在不明になっているそうです。
亡くなっているかどうかも不明ですが、実際に住んでいるかどうかすら分からないのですから、いやはや、開いた口が塞がりません。

…と言うことは、『世界一の長寿国』という触れ込みは眉唾か?

いや、そんなことより、戸籍や住民票の管理がいい加減だったということが、世界中にバレてしまいました。

そう言えば、役所なんて、一旦、届け出られた戸籍や住民票などが、その後異動していないかなんて調査しませんものね。
あくまでも、住民側に届け出る義務があるだけです。

してみると、それを基に算出している(と思われる)人口だって怪しいもの。
未だに、正確な人口を把握出来ていない(と言われている)中国のことを笑えません。

因みに、中国は13億人と言われています。
ざっと、日本の10倍です。
その1/10の日本が把握出来ていないことの方が、物笑いの種ではないでしょうか?

尤も、こちらは日々変動があるので、概数でしか捉えられませんから、大きな違いはないと思われます。

いやはや、それにしても、百歳以上の高齢者が○○人などと発表しておきながら、実は、亡くなっていたり行方不明だったりしたのでは、世界中の笑い者になってしまいます。

調べ直してみたら、世界一ではなく、17位タイだったなんて、目も当てられません。
(この場合の“タイ”は、国のタイではありません。念のため。)

日本食は健康になると欧米でブームになっていますが、その根拠の一つが、この“長寿世界一”です。
それに疑問符が付くとなると、日本食の価値がなくなるのではないかいな~?

そこここに飛び火しそうな悪い予感がする半次郎なのでアリンす。

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