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宙組 国際フォーラム公演「ウエスト・サイド・ストーリー」を観てきました
ブロードウェーミュージカルの名作であり、名曲の数々とダンスシーンは昔からあちこちで観たり聴いたりしたことのあるものばかり
こうしてきちんと観るのは初めてでした
たぶん、宙組が公演しなかったら、名作とは言え、観ようと思わなかったかも
移民どうしの若者たちの縄張り争いの中で繰り広げられる、闘いと恋愛の末に悲劇的な結末を迎えるお話というだけで
できれば避けて通りたい作品でした
誰も救われないお話だし、暴力そのもの以上に、差別的な表現や罵声や思考も受け容れづらいと思ってて
60年前に初演された作品だから時代背景もあるだろうし、移民問題って日本人にはそんなに肌で感じることもないので
演じる方は、やりがいのある作品だろうけど、中には発するのに勇気のいるセリフや動きもあるかと…
そんな余計なことばかり考えてました
前置きが長くなりましたが、結果としては、観て良かったです
なんともやるせない気持にはなるものの
目をそらしてはいけない問題なんだろうなーという考えに変わりました
公演の感想に全然入れないけど、忘れないうちに少しずつ残しておこうと思います
国際フォーラムの3階の最後列でしたので、舞台はものすごく遠かったですが、生で観ることができて幸せでした
生オーケストラがまず素晴らしくて、開演前や幕間に音出しされているのを耳にするだけで心がワクワクしました
重いストーリーの中で、音楽が鳴り響いてる時はフワッした気持ちになれるし、今もTonight♪やcool♪が頭の中でエンドレスリピートです
1回しか取れなかったチケット
平日の昼公演、私は仕事を、娘は学校を「家の用事で」お休みして
よりによって4年ぶりの大雪の翌日!!何とか無事に観に行けて本当に良かった
新トップスター真風涼帆さん、娘役トップ星風まどかさんのプレお披露目公演、組替えでいらっしゃった芹香斗亜さんの宙組での最初の作品
和希そらさんが女役をやるというのも気になるし、名曲、ダンスの数々を宙組がどう演じるのか、見どころばっかり!
目が足りないのは必至!
だけど、私は決めていましたよ
桜木みなとさんを目に焼き付けようと
1度しか観られないし、過去のウエストサイドストーリーはDVD発売されていない、スカイステージでも放送されない
この公演もそうなる可能性が高い、との事でしたので
しっかりずんちゃんを観なければ、と決めてました
なので、リフが出ているシーンはオペラグラスでリフしか見てません
1幕で命が尽きてしまうとおっしゃってたので、1幕は迷わず桜木さんに集中してました
こんな偏った観劇ではありましたが、少しずつ感想残せたらと思います
つづく