この本を読んだことがきっかけで、わたしは、自分がなりたい自分というか、こうありたい自分でいられるところにいようと決心することができた。
我慢の限界がきて、倒れた29歳のときのことである。
もう、生きづらい生き方はしなくてよいのだと。
自分が正しいと思うことをして、感じてよいのだと。
モラ家庭はなかなかそれをゆるしてはくれないし、洗脳されているので、この洗脳から抜け出すのはとても大変だった。
実際、今でも「ああ、洗脳されてたなぁ」って気づくことがやたら多いし、当時解かれた洗脳なんて氷山の一角も一角。
でも、確実に私は、自分を取り戻す決意を固めた。
努力の方向は間違っていたのだけど、、、
なんのことはない。
いまならあの頃のわたしに言ってあげる。
逃げなさい。
無駄な労力使わなくていいからとにかく逃げなさい。なんとでもなるから!!!
わたしは親に理解してもらおうと必死に努力してしまった。
ますますモラハラ一家との溝は深まるんだけど。苦笑
それでも、わたしは自分に起きた変化を大切に守った。
出会う人が変わったのだ。
誰かの批判ばかりしたり、何かあると、誰かを妬んだりするような人が多かったこれまでどちがい、
皆、暖かく、おおらかで、人をほめて、人の良いところを見て、いつも勇気を与えてくれる、そんな人との出会いが増えていったのだ。
自分が変われば環境が変わる。
環境が変われば出会う人が変わり、未来は変わる。
後悔は一つもしていないけれど、今思うのは本当に一つ!
さっさと、家出ればよかったわ