この家での絶対的な悪は私だから、弟は子供の時こそ、怒鳴られ、ひきまわされ、お風呂で水責めにされたり、
口に猿轡のように着物の腰紐を詰め込まれ、箪笥の取手にくくりつけられたりしていたが
↑これを虐待と言わず何というのか???
弟の身体がおおきくなったからだろうか?何をしてもあまり親に怒られている様子はなかった。
テストはいつも0点、物を盗んだ、何かを壊したと言っては警察沙汰になったり学校に呼び出されていたが、母は悩むことはあっても弟に何かを教育するようなことはなかった。
そしてやがてモンスターが出来上がるのだ。
父は単身赴任で、弟に何かあればははのせいにして
「お前がちゃんとみていないからだ!」と責任転嫁して母を責めた。
学校の勉強が全くできない弟をみて、
「何でお前が勉強を見てやらないんだ?」と、わたしに向かってキレたこともあった。
勉強は自分でするものなのだと弟に教える人は誰一人いなかった。
弟が入れそうな高校を探して親はつてをあたりまくり、おそらく多額の寄付金と共に弟は何とか高校生になった。
そして、おまけとして付属の大学にまで進むことができた。
もちろん、大学になど通わず、中退ではなく、【除籍】となった。
そのときも親にうるさく言われている様子はなかった。
当時社会人だったわたしは、弟が親に見捨てられてやめることになってしまったのでは?と、せっかく入った大学なのだから、お金出してあげるから留年して続けたら?と提案したが、ごにょごにょしてて話は進まず、、後に除籍だったことを知った。
何年生だったかも知らないけど、あの学習能力のやばさで、大学生になんてなれるわけないのだ。高校だっていくところなかったのに。
大学を除籍になった弟は、パチンコに狂った。
わたしのミスは、でっちあげられてでもツーカーだが、弟のことは秘密主義で何一つ私の耳に入ってこないので、一緒に暮らしていても何があったのかさっぱりわからなかったが
数年後、弟は父の強力なコネにより、社員になれる予定のアルバイトを始めた。
そのバイトは、早朝スタートの下積みだったのだが、毎日迎えに来るタクシーにあわせて、母が弟を起こしていた。
20代後半の男を。
起きられなかったら大変なので、母は毎日その時間まで(たぶん3:00〜3:30くらい)起きていたのだと思う。
父の顔に泥を塗らないようにしなくてはいけないからなのか?
弟のためを思ってなのか?←ためになってない
わたしには全く理解できないが、とにかくそうやってバイトをこなし、弟はめでたくそれなりの会社に社員として採用された。
わたし、こんな親がかりの男絶対に嫌だなぁ、、、、
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