1056-トンボのはね

　コン虫は空を飛ぶことができる。地球上で最初に空を飛んだのはコン虫たちであるという。今も自由に空を飛んでいるコン虫たちは恐竜が地上を支配しているときも既に空を飛んでいたのだ。空を飛ぶといえばすぐに思い出されるのが鳥である。恐竜の仲間で空を飛ぶように進化したもの、それが今の鳥になっているという。鳥もそして恐竜時代の翼竜もセキツイ動物である。そのセキツイ動物よりもいち早く空の世界に進出していったのがコン虫たちである。化石は古くから地上を飛び回っていたトンボの存在を伝えている。今よりももっと大きなトンボがいたらしい。コン虫としては古い形を残しているようだ。羽の形は誰が見てもすぐにトンボだとわかる特有のものだ。その形は他のどのコン虫にも共通の原型のような特徴を示している。

30秒の心象風景7699・精緻な造り～トンボの翅～
https://youtu.be/AXl8WF4y_gE