先月下旬に祖母が他界してしまったため釣りに行けず、シーズン中なのに全く釣りの記事を書いていないので、ブログの名前負けしている状態ですが、釣りは出来なくとも仕掛け作りはしています。
単に禁漁期間が延長されたと考えれば丸く納まります…
私、ゼロ釣法、細糸仕掛けがメインなので、ヤマメ釣りでは0.08号~0.15号がメインで、0.2号以上の糸は殆ど使わないのですが、最近は愛用していた黒渓流も0.2号以上しかラインナップされず、結構細糸のバリエーションがあった東レも釣り糸から撤退…
細糸もなかなか手に入らなくなってしまいましたね…
釣り人口が減ってしまったため、釣り道具のバリエーションも減り、果ては釣具屋さんも減り…
私が保育所の年長クラスの頃、父に釣りを教えて貰いました。
一番最初に習った釣りが「あんま釣り」ですが、地域限定なのか意外と知られていないのでしょうか?
釣り好きの人と話しても、あんま釣りを知っている人は意外と少ないです。
こんな仕掛けを持って川に立ち、下流側に向かって竿を水中に浸けてひたすら竿を前後にピストンさせていると、すぐに小さい雑魚が釣れます。
この釣れた時の感触が忘れられずに釣りにハマってしまうわけであります。
次第に雑魚のウキ釣り、渓流釣り、サビキ釣りと行ったら、サクラマス…鮎の友釣り…石鯛…と、散財する一方の釣りの底なし沼にはまり、抜け出せなくなる…
やはり釣りは釣れるから面白いのですが、川鵜対策を疎かにしたり、電気ショックなどの密漁者を野放しにして川を殺してしまい、魚がいなくなれば、当然魚も釣れずに釣り人口も減りますよね。
自分の行きつけの釣具屋さんで聞いたところでは、最近は田川浦でヘラブナ釣りを始める若い人が多いそうな。
田川浦も川鵜がヘラブナを食べてしまっていたそうですが、ヘラブナ釣りの愛好家の人達の協力で対策を施したところ、川鵜を追い払うことに成功したそうです。
その分田川に川鵜が飛来しているのですが、こっちは対策が疎かなので、見事なまでに淵に魚がいなくなりました。
そりゃ若い人達は釣れるヘラブナに流れるわけです。
こっちも川で川鵜を見つけたら石を投げているのですが、たまにしか命中しないですからね…
実際に近くで見れば大きい鳥なのですが、如何せん球技が大の苦手で少年野球でも大暴投で怒られてばかりでしたから…
外国の釣りの文化は、どのようなものがあるかイマイチ分かりませんが、少なくとも日本はあらゆる対象魚がいて、漁法や仕掛けなどのバリエーションも富み、釣具メーカーも多い、「釣り大国」であると思うもので、魚が生きられる自然も、釣りの文化も大切に後世に残したいものです。
昨日は奈良井川のヤマメの放流が行われたようですが、水温が低くあまり良い釣果は聞いていないので、このままバラければ、連休前頃まで楽しめるでしょうが…どうなんでしょ…?
釣られることなく下って川鵜の餌になってしまうでしょうか…?
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