土曜日…夜明けと共に出発するはずが、しっかり寝て11時…いつもの川へ行ったら風が強くて釣りにならず、仕方なく奈良井ダム上の羽渕から釣り上がりました。
先行者がいて水温も低く、モチベーションも低く…今回もボウズで納竿…
車の近くまで戻り、川原で昼ご飯。
単なるインスタント麺ですが、外で食べると何でこんなに美味しく感じるのでしょうかね?
川縁には先週よりフキノトウが出ていたので、今日も山菜採り。
今回は蕗味噌が出来るくらいには収穫できました。
7瓶分の蕗味噌が出来ましたが、いつも使っているマルコメの料亭の味ではなく、その半額くらいの袋入りの味噌を使ったら、しょっぱさの角が立ってしまい、みりんとザラメで無理やり味を整えたためイマイチ…
それでも冷奴や焼いた厚揚げなどに乗せたら美味しいかも。
いつもは川にばかり目が行くのですが、全く釣れずに飽き飽きしながら釣り上がったため、山の方向にも目を向けていたので、今回初めて気付きましたが、国有林の境界標識を発見。
長野営林局は平成11年に中部森林管理局へ改組されていますが、旧組織の金属製標識の方が、新組織のプラ製標識より退色せずにはっきり見えるのが、興味深いです。
もちろん金属製標識の方がコストがかかるのでしょうが、一度設置すれば数十年使えるのが金属製、プラ製はその反対で、どっちが良いのか微妙なところですけど、現代の「物」に対する考え方の違いが現れているように感じます。
昔は高かったり若干の使い勝手の悪さがあっても、とにかく永く使える物が「良い物」と考えられていましたが、今は安価で耐用年数まで持てば良いといった感じですから。
薮漕ぎや枝打ち、河原の葦刈りに使っている愛用の山刀、土佐鉈、造林用鎌もかつて営林署に勤めていたおじいさんに貰った物ですが、今の金物屋で手に入る刃物より切れ味が良く 、ましてやホームセンターのソレとは比べ物にならない物ですから。
それ以前に、平成11年ってもう20年近く前なのですね…
川沿いの石垣は以前から気になっていましたが、昭和30年代半ばまで奈良井駅から「木曽森林鉄道黒川線」なる林鉄が走っていた跡だったのですね。
そう言われてみれば、鳥居トンネル手前の橋の下に謎の橋台跡がありました。
林鉄が現役の頃は、もっと山深く、魚影も濃かったのでしょうね。
今では護岸工事がされているうえ、権兵衛トンネルを通る車から投げ捨てられた大量のゴミが渓相を悪くしています。
ネットで調べたところ、キャンプ場跡のずっと奥までかつて林鉄が走っており、橋脚などが見られるそうです。
今度見に行こうかな…
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