『ぴっぴら帳』

2017-08-21 | 


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下町の食堂で働く広島出身のキミちゃんと
迷子のセキセイインコぴっぴらさんの「友情ものがたり」

こうの史代さんの描くマンガは、本当に心地よい。

疲れた一日、読んでると
穏やかな気持ちになるのがわかります。

けど、ちょっと心が痛くなったりして・・

昔、中学生の頃、インコ飼ってもらいました。
おかめインコと覚えています。

その時、猫も飼っていました。
父が仕事場から拾ってきた黒猫ちゃん。

それが、ある日、
私一人留守番していた時、
インコを「手のりインコ」にしよう、
特訓だーとばかりに
部屋の中で準備していました。
ちょっと目を離したすきに・・・。

黒猫ゴゲちゃんが
鳥かごの外から中のインコを、ガブリ!
一瞬の出来事でした。

なんと、鳥かごの隙間にインコの首が挟まった状態で・・・。
息絶えてしまいました。

あまりの惨劇・・・。

どっちも可愛い、私のペット、
目を離した私が悪い。
けど、ゴゲ! なんてことするねん!!
あー、インコちゃん、ごねんねごめんね!!

ひゃー。
恐くって怖くって、可哀想で可哀想で。

父が帰ってくるまで、カゴに首が挟まったインコに向かい合って
わーわー泣いていたのを強烈に記憶しています。

それから、小鳥は、飼うことができません。

ごめんね。
インコちゃん。

そんなことも思い出した1冊です。










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