チャレンジおばさんの日記

♡日々感じたこと、体験した事、楽しかったことなど
ポジティブな人生にチャレンジ♡

暖かな 木漏れ日のなか・・・母と

2014-01-09 11:29:24 | 日記・エッセイ・コラム

穏やかな日差しが差し込む窓辺にて・・・

母と他入居者の方(A)そして私・・・二人+(1)で語らい

A 『お孫さん?』 ・  母 『いやいや娘です・・・』 

A 『よろしいなぁ~』 ・ 母 『よ~来てくれるんよ

A 『も~何歳になったん?』・・・母に  


母 『70・・・7~8?』 (違うでしょ ほんとは88歳でぇ~す)

A 『私は 93歳になります』    

母『  あらぁ~ しゃんとしとってですなぁ~』

A 『しゃんとしすぎて困ります』  母『・・・・

A 『子も孫も 全員の誕生日も言えます』  

母『宜しいなぁ~ 私は自分の誕生日も 忘れたような・・・』


  『頭・・・悪かったからなぁ~』 『でも音楽だけは・・・好きだったぁ~』

  『今でも 音楽の先生の顔が 頭に浮かんでくるよ』

  『でも 子供たちは 私に似ず・・・賢い子ばっかり』 

  『み~んな級長をしとんよ 』・・・  (あれっ?違ってない???)

  『私に似んで ほんとに良かった』  (いやいや・・・蛙の子は、蛙よ

もしかして、母の理想だったのかもしれませんね・・・こうあって欲しいと

人の前で 子等を自慢し 優越感に浸っている母を見て・・・何にもいえねぇ~

ここは ひとまずこのままで・・・と

そしてぽつりと・・・『あぁ~ 私の人生も、終わったなぁ~』

『馬鹿でも 何でも・・・良かったわぁ~』 と

早く家に帰りたい ・・・自分の想いを必死で伝える母を見て

胸が苦しくて 心の中で葛藤し、それでも母をなだめて 

後ろ髪、ひかれる思いで、施設を後にし・・・

あれから半年・・・

『家に帰っても 私ひとりじゃ 何にも出来んなぁ~』

『帰ったら みんなに 迷惑をかけてしまう・・・』

『お金がかかるけど・・・ここに 居てもいいかなぁ~』・・・って

変わりゆく自分を自覚し、どうすれば皆に迷惑を掛けないかと考える 、母

母は母なりに、自分と戦ってたんだな・・・と思うと

可哀そうでもあり、愛おしくくもあり・・・

今でも思いは 複雑ですが・・・

施設では、リハビリにと『カラオケ


           Z5
                               真剣そのもの・・・です

前で写真を撮ってる私になんて・・・目もくれず

母 『元気だから 120歳まで生きそうなわぁ~』

あらまっ・・・ 『それは良いけど 私、お先に失礼しとるかもよ・・・』

母 『そりゃ 困る

・・・程々に

どこまであるのか、何時まで続けられるのか・・・それぞれの人生

程々の人生、程々に生きられたら 充分・・・多くは望みませんよ  


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