小学校・中学校と・・高校は離れてしまったが向かう方向が同じでたまに会い
『おはよ~』と挨拶を交わし お互いの存在の確認・・・
やがて就職・・・お互いに別ではあるが金融機関に就職、それぞれの支店は
歩いて10分程 連絡を取り合い近くの喫茶店できまって カフェオレ。
そして恋愛談義・・・ そんなある日、突然『結婚するから・・・
』と・・・
銀行の取引先の方でした そして私も後に続け
って言う感じで結婚![](https://blogimg.goo.ne.jp/img_emoji/bz/heart02.gif)
その嫁ぎ先がなんと車で5分ほどの所 何て奇遇なことでしょう・・・
街から田舎に嫁いだと言う感じで 風習や環境や・・・色々
苦しい胸の内を聞き 一緒に苦しみました
男の子が生まれ順調に進み始めたかの様に思えたのも束の間・・・
子供を連れて離婚・・・
それから数ヶ月して 届いた知らせは訃報でした
両親、兄と共に家族旅行中 交通違反の車と正面衝突
両親を残し 本人、息子、そしてお兄さんの三人がほぼ即死の状態で
亡くなりました 家に向かい最後に会った彼女は棺の中で顔は半分以上
包帯で覆われていました そしてその横には小さな息子とお兄さんの棺
なんとも痛ましい光景でした こんな事があって良いのだろうか・・・
この間、近道をしようと通ったことも無いような道を走り どこにでるのかなと
キョロキョロしながらゆっくりと走っていたら 『あれ この道は』・・・
何と 彼女の家の前に出たのです
そしてふと気が付きました・・・35年目なんだと![](https://blogimg.goo.ne.jp/img_emoji/bz/weep.gif)
見た限りでは そこに誰かが暮らしているような気配が無かった・・・
両親も お元気ならば80歳は超えているはずだが・・・ 確認の術も無い
亡くなった方にとって 『思い出してあげるのが供養だ』と誰かに
聞いたことがある どこかで私の事を見ているのかも知れないなぁ~と・・・
みっともない人生は見せられないな、頑張らなきゃ
・・・
『Mちゃん、・・・ Mちゃんの分まで頑張って生きるからね』 見ててね ![](https://blogimg.goo.ne.jp/img_emoji/bz/confident.gif)
『運命』と言う、たった二文字では終わらせたくない 悲しい思い出です。