せめて1年に一度・・・
人間ドックの必要性、大切さ
ある方のお話・・・
特別に仲が良い!でも無い、
逢えば時の挨拶を交わす程度のお付き合い
町の電気店のお店番をされてる方
急に電話が入り 『〇〇さん・・・パン焼機買って』って
随分唐突な電話がかかってきました
『別に 必要とはしていないんだけど・・・』と言っても
『明日、焼くから食べに来て(店に)』って
『来れないなら、持って行くから食べてみて・・・』って
・・・なんとも強引な方 と思いつつも
行かないのも何だか悪いような気がして 次の日
パンの焼きあがる時間を見計らい、
母の施設へ 面会に行くついでにと 電気店に寄ってみた
パン焼き機の説明はそこそこに、世間話・・・なぜか家庭の話、お姑さんの話
子供たちの話、ご主人の話・・・
話の流れで健康についての話、健康診断の話
『人間ドックに行って どこか悪いって言われるのが、怖くて行けない』って
・・・違うだろ
長い間の在宅介護の末 お姑さんを看取り
定年退職されたご主人と
『ゆったりと 静かな時の流れが 心地よい・・・幸せ』
『主人と過ごす時間が・・・幸せ』って
素直な心で、言葉で話されました
なんて素敵な方なんだろう・・・って
私も主人に対する気持ち・・・改めて考えさせられました
そうありたいと・・・
・・・で、じゃぁ なおさら元気でなくっちゃ
人間ドック・・・勧めました
『わかった・・・必ず行くから』・・・
数日後、『行って来ました』と連絡が・・・何だかとっても沈んだ声で
『しこりがあり 精密検査をしました』
『癌、って言われました 4㎝』 何の症状も無く・・・
涙が出て涙が出て・・・
『幸せを感じられる時間が こんなにも短いなんて・・・』
『もうだめです・・・』と
・・・
更に二週間後の今日
治療計画が決まる日です・・・連絡はありません
癌の宣告を受け 今日まで・・・
どれ程の 辛くて悲しい時間が過ぎたことでしょう・・・
明日の事なんて、考えられません・・・
どうすれば良いのか、何をすれば良いのか・・・
自分の人生を振り返りながら・・・なんで、私?
着古した服、要らないもの・・・身の回りの整理をし
余命宣告など されて無くても・・・余命いくばくかと思い、涙がとまらず
締め付けられるほどに痛む胸
とてもじゃないけど、プラスには考えられなくて・・・
『死』が隣にいるようで・・・
暗くて長いトンネルの中に居て・・・一点の光も、見えない
不安で不安で 胸が張り裂けそうで・・・
眠れず、長い夜・・・
甦ってきます 癌告知、された時の事・・・私
彼女も多分、同じような思いで しんどい時間を過ごしていると思う・・・
でも、自分から癌を見つけたんだから・・・
まだまだご主人と幸せな時間を、いっぱい過ごさないといけないんだから・・・
元気になれるから・・・
元気になってほしい・・・
病気のこと 笑って話せる時が必ずくるから・・・
待ってます・・・電話の向こうの元気な声。
人間ドック、健康診断の大切さ、感じて下さい。
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