八障連ブログ

八障連(八王子障害者団体連絡協議会)運営委員会より、情報提供を行っています。(「八障連について」カテゴリーを参照)

八障連通信360号をアップします。

2020年11月15日 | 八障連通信
八障連通信360号をアップします。



八障連通信360号【音声版】はこちらから
【事務局通信 Vol.70】
【編集部より】
【砂永美んさんからのお便り】
【八障連のみなさま【成年後見などのチラシのご案内】】
【連載コラム B 型肝炎闘病記 パオ 小濵 義久 闘病史 その 43】

ここからは通信本文です。

【事務局通信 Vol.70】
『2020 年度定期総会を終えて』
7月 4 日(土)午前 10 時より 2020 年度の定期総会を開催させていただきました。本来でしたらもっと早くに開かなくてはならないところを...コロナウイルスの影響から 7 月の開催となり、さらには感染者数の増大が終息を見せないことから、オンライン会議システムを用いた遠隔開催とさせていただきました。
おかげさまをもちまして委任、書面採決、役員 3 名の参加で 34 団体と過半数以上の出席となり成立しました。ありがとうございました。
よってすべての議案は承認となります。詳しくは別紙議事録をご参照ください。
今回の総会で導入した、オンライン会議システム「ズーム」は、外出に困難が伴い、自由に動くのが難しい当事者にはとてもありがたいツールです。体調が不安定で少し具合が悪くても、このシステムを使って、家にいながら皆さんと向き合うことができるので、そのメリットは大きいと思います。
とはいえ一番の理想は加盟団体のみなさまのお顔を直に拝見して。発言をいただくことだ...という思いは変わっておりません。
八障連の内々の会議は今後、オンラインの遠隔開催で行う方向に少しずつシフトしていければ...と考えておりますけれど...
せめても、年度の初めの節目である総会くらいは、みなさまの前で直接、前年度の報告と新年度のご提案がしたかったと悔やむところです。
願わくば来年度の総会こそはみなさまと笑顔でお会いできますように。
昨今、先の見通しの立ちづらい日々ではありますが...加盟団体のみなさまにおかれましてはくれぐれもご自愛くださいませ。
八障連も、社会活動体としての灯火を消さぬよう、活動を継続してまいります。今年度もどうかよろしくお願いいたします。(文責/八障連代表 杉浦)


【編集部より】
八障連通信 360 号をお届けいたします。「東京アラート」の解除後、再びコロナ過の第 2 波が懸念される中ですが、皆様いかがお過ごしでしょうか。さて、本年の総会は、事務局通信にて報告のとおり、オンラインでの開催となりました。コロナの動きの収束が見えない中ですが、運営委員会一同、今年 1 年八障連活動に邁進してまいりますので、どうぞよろしくお願いいたします。今号では、いつも元気に全国展開で活躍している砂長美んさんのお便りとともに、八障連の監査をお願いしている清水様からのお便りを掲載しております(清水様の「成年後見」に関するチラシも同封してます)。また再び三度の原稿投稿、お待ちしておりま~す。(編集部)


【砂永美んさんからのお便り】
砂長美んです。コロナ禍の中、いかがお過ごしでしょうか?
私の住んでいる、東京都渋谷区は、東京アラートも解除見込み。周りの百貨店も、通常に戻りつつあります。とは言え、まだまだ、感染予防には、気を緩めないで生活をしています。お陰さまで、沢山注文購入いただだいた、全国の障害者施設との布マスクプロジェクトも、あっという間でしたが、約 3000 枚以上を緊急に作り、販売することができました。
ご購入、宣伝いただいた、沢山のご協力、本当に感謝申し上げます。有難うございました!
北海道、神奈川、石川県、東京都、熊本県、大阪府、ヴァルトジャパン株式会社様の協力も、加わって、色々な、在宅を含む障害者のワーカーが、分業しました。ゴム切り、ミシン掛け、布切り、シール貼り等々。
障害者ワーカーの方々への賃金も、ナント 100 万円以上お支払いました。私としても、この突然のプロジェクトを進められたことに、障害者ワーカーの方々は、どこの企業よりも、素早く、確実に動ける事を実感しました。 (笑
顔)ミシン掛けは、身体障害があっても自宅で出来る事も今回わかりました。
〇継続して、布マスクは、立体のデザインに変更。涼しい夏用生地、子供用と販売をしています。 販売価格 470円 安定した、材料費、出荷も見据え、日用品必需品なので 100 円安くしました。
しかも、北海道の縫製障害者ワーカーには、以前よりも、賃金多く払います。一個から注文、発送しています。
お店での販売場所も探しています★
〇夏のお中元に、障害者施設で作った、夏柄のマスクは、いかがでしょうか? お客様の会社のチラシを入れて封入します。社会貢献しながら、ちょっと今必要なギフトを www.arigatoshop.jp 最新情報から新しい柄が、見れます。専用の布で、オリジナルオーダーも OK。一枚 470 円、20 枚以上で 370 円。50 枚以上は、ご相談ください。
送料は、別途となります。繋げて、ミシンを使える障害者施設と一緒にエコバックを作ることもはじめました!印刷も出来ます。ご相談くださいね。
〇是非今年の夏のギフト、私達の障害者施設のお菓子、小物を購入ください。 どんな詰め合わせでも、ご要望お答えします。食品のクッキーお菓子関連の障害者施設様とは、博物館、観光産業に卸している為、注文を出せない
状態が続いていて歯痒いです。こんな時でも、10 万円の給付金で、1 万円の障害者施設の商品を初めて買いたい、と言う、問い合わせも来たり嬉しいです。
〇【障害者には最低賃金が無い!?】クラウドファンドが、成功しました!
障害者の賃金を正当な対価に変えたい~1 工程 5 円を補償する制度の制定を~コロナ発生前に、企画したプロジェクト、これが、私の今後と 2020 年の最大のプロジェクトとして、1 月に考えました。https://readyfor.jp/projects/33852 17 万円を超えるご支援、どうも有難うございました。
現在上記リンクのクラウドファンドが、6 月 4 日(木)現在、300%を超える支援があつまりました。皆様の共感と関心の高さに、感激。仲間がいる活動なんだと。今一度、実行する必要のある事だと、実感しています。規則や、基
準さえあれば、日本人は、守ると思います。それさえも、無いので、悪意が無くて、1 円の仕事を働く障害者に頼んでしまう、業者が後を立たないと。考えます。時々、自分も、安くするには、下請けの費用を削れば。と言う考えに、行きがちです。それよりも、高くても、買いたい。と思える商品作りが、必要だと。考え直します。
8 月は、岐阜のセルプセンターで、障害者施設との講習会。どんな障害境遇利用者でも、職員のアイデアと営業次第で、工賃アップと職場改善をする。と言うタイトルです。頑張ります。どんな小さな相談でも、些細なお問い合わせでも、コロナで影響受けた、障害者施設様、お引き合い企業様、個人の子育て悩み、なんでもお受けします。

気軽にメール、電話ください。オンラインの ZOOM などを使って、会わなくてもリアルタイムの画像で色々相談してください。逆に素直な所、イベントのキャンセル等々で、時間も空いてしまっています。ボランティアで、出来
ることあれば、教えてください。私で出来る限り、お役に立ちたいと思っています!
皆さま、感染予防しながら、健康的な日々をお過ごし下さい。お時間あれば、近況報告お待ちしていますwww.arigatoshop.jp 一般社団法人 ありがとうショップ 砂長美ん
Facebook sunanaga bin 
検索 https://m.youtube.com/watch?v=YgLawavYcPY
151ー0053 東京都渋谷区代々木 3-1-16 090-8454-2409


【八障連のみなさま【成年後見などのチラシのご案内】】
いつもお世話になっております。八障連の監事を仰せつかっております清水栄です。
今年は新型コロナウイルスのために考えていなかったことがたくさんおきました。新たな生活様式も始まりだんだんとそれが日常になるのかもしれません。
さて、私は行政書士を生業としており、数あるお仕事の中でも遺言、相続、成年後見などのご相談を数多く承っております。
ご家族の事やご自分のことなど、もやもやしているがどうしたらよいか、決めるまでいかずとも、どのような選択肢があるのか、どんな流れになるのかなどを整理して考えられたら安心なのに・・というお声をよく聞きます。
なにかお役にたてればと思いチラシをお届けすることにいたしました。
ご要望がありましたらそれぞれのご相談、何人かのセミナーなども行わせていただきます。お気軽にご連絡ください。これからも皆様のお役にたてますよう尽力してまいります。これからもよろしくお願いいたします。
*「八障連通信を見た」とお伝えいただくと「相談 30 分無料」とさせていただきます。
*朝日新聞 ASA 八王子中央、八王子西にて行政書士コラムも執筆しております。
行政書士 八王子南口女性法務・相続法務
清水栄 廣瀬正
八王子市子安町 4-15-19 大久保ビル305号
電話 042-657-5016 携帯 090-3875-3484
Mail: sakaekt@gmail.com


【連載コラム B 型肝炎闘病記 パオ 小濵 義久 闘病史 その 43】
麻酔薬を入れてある棚の鍵を持っている先生が見当たらないんです。さっ
きから放送をかけ、探しているのですけど、応答がないんです」と言う看護師の言葉が俄かには信じられなかったし、訳が分からなかった。思わず「ヒェーッ!」という悲鳴が口から漏れ、「だから手術は嫌だって言ったんだよ」と続いた。この言葉には我ながら吃驚した。実際には口にしたことがない言葉だったのだが、思いがけず本音が迸り出たのだろう。それを聞いた瞬間、自分を恥ずかしくも、情けなくも感じた。それを言っちゃあ、おしまいよ!
ドンドン痛みが増してくるのには歯を食いしばって耐えるしかなかった。麻酔が切れかかっているのだ。歯を砕いてしまうのではないかと思われるほど
上顎と下顎を万力のように締め上げて行った。小さなうめき声が漏れた。一方で「こんなことがあるのだろうか?これってなに?」頭の中はショートした
ように言葉が飛び交った。痛みに耐える防衛反応の一種なのだろう。出産の痛さってこれより酷いのかなぁとか、切腹って凄く痛かったんだなぁと、、。
「先生が見つかりました」と言いながら、看護師が薬を持って駆け込んで来た。どれくらい時間が経っていたのだろう。凄く長く感じたが、20 分は経
たなかったのか?間 54(カンゴシ)20 って?麻酔薬が点滴スタンドにセットされると、間もなく嘘のように痛みがひいて行った。強張っていた身体が一気に緩んでいくのが分かった。しかし、身体のあちこちに凝りや引きつりが残った。顎にも痺れるような感じがあった。ホッとしたと同時に極度の緊張が
解けた勢いでそのまま暗闇の世界へと一気にワープした。
これが報いと前回書き記した中身である。無断外出の罰としては余りにも過酷な体験だった。でも切腹の尋常ならざることを擬似体験できたし、武士は
凄いと独りごちてもいた。
いやぁ~、母も強いわ。見直しました。誰もが体験できるものじゃない珍体験ができたと思えたものの、その衝撃が大きかった所為なのか、肝臓の全体的な機能が末期へと向かって段々落ちて来ていたからなのか(そうでもなかったようだが)、それからも不思議な体験をすることになった。手術が終わった日と次の日は回復室で過ごし、2 日目の朝に元の一般病室(4 人部屋)へ戻った。
一般病室へ戻った 7 月 10 日から 13 日の夕方くらいまで、殆どをうとうとして過ごしていた。その間に夢か幻か幻覚か何とも分からない朦朧とした感覚
だったが、はっきりとした映像が走馬灯のように次から次に浮かんでは消えて行った。現実的な話から奇想天外な話まで何本もの映画を観ているようだった。まずは、奇想天外な一本を!
ハッと気が付くと(眠りから覚めるといった感じ)、空の上というよりも宙を飛んでいた。10 階建てのビル位の高さだったか、はっきりと浮遊している感覚があった。吃驚して自分の身体を見ると、蝶に化身しており、羽根を上下に振っていた。下を見下ろすと周りは限りなく続く一面のお花畑。これまでに見たことがない綺麗な光景だった。その華やかさ、鮮やかさに暫く見とれながら飛んでいた。何とはなしに頭をもたげると遠くは靄が掛かったようで
はっきりしなかったが、そのうち丘のようなものがボヤーッと視界に入ってきた。丘の手前に川があり、向こう岸の土手を越えた処には人だかりのよう
なものがかすかに見えてきた。何だろうとスイッチが入って、目一杯羽根を振るわせた。かなりスピードが出ているようで、ドンドン近づいて行った。そうすると、それはなんと櫓の周りで盆踊りをしている人影らしい風景だっ
た。じゃじゃじゃ~ん。これにて打ち止め。いや、次回だ。(次号に続く)


通信本文はここまで。


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