八障連通信320号をアップします。
通信320号【PDF版】はこちらから。
通信本文はここから。
【事務局通信 Vol.33】
寒さが続き、インフルエンザが流行しておりますが、皆様いかがお過ごしでしょうか。
《例会報告》 通信でお知らせしておりましたが、1月26日の例会では、八王子市川口町で活動されている株式会社グッドホームさんが運営しています就労継続B型事業所『Hachiouji FARMERS Kitchenふぁむ』から、代表の登坂さんをお招きし、お話を伺いました。グッドホームさんは、自ら無農薬野菜を生産しつつ、食材にこだわるレストラン「ふぁむ」を運営しておられます。従来の「福祉の世界」での当たり前な視点のみではなく、さらに「農業の世界」でも通用する事業展開を目指すという新たな観点を取り入れて日々活動していることを報告していただきました(詳細は活動報告でご確認ください)。また久々に多くの会員に参加していただき活発な議論が展開され、充実した報告会となりましたことを、「ふぁむ」の登坂代表にお礼を述べさせていただきたいと思います。大変にありがとうございました。
《今後の活動予定》 今後の八障連の予定ですが、年度末ではありますが昨年11月に開催が延期となった八王子市議懇談会を2月20日開催することとなりました。内容としましては前回お知らせしていました内容同様で「農福の問題」や「生活保護の課題点」など、障害福祉課懇談会の内容を中心に話し合いをする予定です。3月18日(土)には福祉フォーラムとして「アラヤシキノの住人たち」映画上映と講師の方をお迎えして意見交換など行います。また、先月もお知らせしたとおり新年度もイベントや広報活動を行ってまいります。ぜひ活動にご理解いただき、ご協力いただける方がいらっしゃいましたら、運営委員までお知らせいただけると助かります。今後も引き続き八障連の活動にご理解とご協力をお願いいたします。(文責/事務局 立川)
【今後のお知らせ】
✦ 「市議会議員との懇談会」は、2月20日(月)18:30よりクリエイトホール第2会議室にての開催となります。また、八障連福祉フォーラム(「アラヤシキの住人たち」上映会と講演会)は、3月18日(土)13:00からとなります。ぜひご参加ください。
✦通信本号にて、昨年八障連に正会員として加盟いただきました「いちょう工房東浅川」さんよりの、社会福祉法人「八王子いちょうの会」の事業所を含めた会員紹介を掲載させていただきました。そのため誌面の都合により、好評の連載コラム「闘病記」(その13)は次号の掲載となります。(編集部)
八障連運営委員会
2月16日(木)
18:30~20:30
クリエイト試食コーナー
八障連主催「市議会議員との懇談会」
2月20日(月)
18:30~20:30
クリエイト第2会議室
障害者地域生活支援拠点等事業報告会
2月26日(土)
10:00~12:00
労政会館2階ホール
八障連福祉フォーラム
3月18日(土)
13:00~16:30
クリエイト5階ホール会場
【1月例会 地域で活動する仲間から学ぶ】
就労継続B型事業所 『Hachiouji FARMERS Kitchenふぁむ』の活動レポート 株式会社グッドホーム 代表取締役 登坂 信美
グッドホームが創設する通所事業部門とは障害者と共に就労を通じて身近な地域社会への「貢献」「共存」「共栄」をめざすものです。人間は、労働を通じて社会に参加し、その労働の対価として収入を得て生活する。それは、障害者も同じである。
株式会社グッドホームは、2005年7月に在宅障害者の私生活面をサポートするヘルパー派遣サービス業(東京都指定事業)を当時建築業を経営する有限会社グッドホーム内に設置し福祉事業部としてスタートを切りました。2010年6月には介護保険での居宅介護サービスも事業に加え、その後も在宅サービスを中心に展開していき緩やかながら持続的な発展を遂げてきました。
翌年2011年4月に有限会社から福祉事業部のみを事業継承し株式会社化を図りました。グッドホームはこれまで障害を持った方たちの私生活面をサポートすることを中心に長らく事業を展開してまいりましたが、利用者の様々なニーズに幅広く応えるためには、在宅サポートのみでは不十分だという考えに至りました。
新設する通所部門の事業目的
障害をもつ方たちの自立支援の場、日常生活・社会生活を営むことができる日中支援の場をつくり、以ってそれらが利用者利益となり、さらにそれが広く社会の公益に還元されるような働く場の創出をめざす。これがグッドホームの新設した通所事業部門のコンセプトです。ハンディキャップをもつ障害者を労働力の中心に据え、市場で通用する生産活動とはなにか。ありきたりの仕事では意味がなく、どこにでもある労働では競争力で不利になる。結局、だれもやらない、もしくはやりたくてもできないが確実に社会に必要とされ、尚且つ需要と供給がマッチングする仕事。「取り組む意味と価値のある仕事」とはなにか。その自問自答には、初めから答えは出ていました。それは農業であり、もっと広義でいうと一次産業でした。福祉・自然との触れ合い・地場野菜・地産地消・無農薬無化学肥料野菜・地域コミュニティー・食育・食環境の改善など障害者就労支援施設で取り組む様々な意味と価値を満たし育むディーセントワーク。一次産業を主幹とした労働から様々な業態へ仕事を派生させていく。そんな潮流を福祉事業で興せて行けたら最高だと考えています。そして、そんな想いを背負ってグッドホームの通所事業第一号施設「HACHIOUJI FARMER'S KITCHEN ふぁむ」は、平成28年1月1日に開設されました。
障害者支援制度を用いて社会の手薄な部分に貢献
具体的には、障害者総合支援法を用いて社会問題化している農業など圧倒的に労働力不足となっている分野に積極的に係ることで人手不足・後継者不足の解消に取り組む。
そして農作業を中心に、その生産品・収穫物から野菜販売他、加工食品を生産。自主製品とし販売利益を得る。敢えて言うならば、都道府県や自治体、農林水産省も推奨している第6次産業を授産活動の主体にする。第6次産業とは農業などの生産者が、加工、そして販売まで手がけることで無駄な流通マージンなどを省き農林漁業を活性化させようという狙いを障害者総合支援法・就労継続支援B型事業で行おうという発想です。収穫物を調理または、加工食品にすることで規格外などの野菜でも商品化が出来て廃棄コストの無駄が収益へと変わる仕組みができます。障害者就労支援施設が一次産業に取り組む社会的意義だけ説いても、それが労働者の具体的なものに還元されなくては、ただのパフォーマンスで終わってしまい意味も半減します。自分たちの就労施設の主幹事業が、ただの自己満足的なものでなく、きちんと意味を持つものであり、またその労働の対価が報酬として自分たちを支えてくれるもので評価されなければ、結局は、障害者が労働者としての社会参加を体現したとは言えないのです。「HACHIOJI FARMER'S KITCHEN ふぁむ」は、ちょっと背伸びをして、難しいこと(?)にチャレンジしているのかもしれません。
でも登る山が高いからこそ見晴らしも絶景なはず。こんな想いに共感して一緒に歩みませんか。まだ見ぬ景色を目指して、きっとあなたも何かに貢献できるはず。「ふぁむ」でお待ちしております。おいしいランチとコーヒーでも頂きながらゆっくりと語り合いましょう。
Hachiouji FARMERS Kitchenふぁむ ホームページはこちらから。
【新会員紹介】
<いちょう工房東浅川(社会福祉法人「八王子いちょうの会」の生活介護事業所です。どうぞよろしく。 いちょう工房東浅川 吉村 博之>
社会福祉法人八王子いちょうの会が運営する事業所のご紹介をさせていただきます。当法人の設立母体は、「八王子市手をつなぐ親の会」です。当時は6ヶ所の作業所と1ヶ所の通所訓練を運営して活動をしていました。
平成18年4月には障害者自立支援法の中で、「特定非営利活動法人八王子いちょうの会」を発足し運営を開始いたしました。しかし、長年の夢であった、社会福祉法人設立に向け、平成22年に設立認可を受け、平成24年1月より、「社会福祉法人八王子いちょうの会」として、日中活動系6事業所、グループホーム、短期入所の運営を開始しました。以下、各事業所をご紹介いたします。
「いちょう工房 みらい」生活介護事業所 定員20名
当法人では一番古く、昭和56年12月に「八王子いちょう福祉作業所」として活動を開始いたしました。主な作業として、製袋作業、シフォンケーキ作り、ショッパー配布、ぱど折込みを行っています。主な活動として、陶芸、絵画、体操、卓球、プールを行っています。また、季節ごとの行事なども行っています。
「いちょう工房 虹」生活介護事業所 定員20名
昭和60年3月に「八王子第二いちょう福祉作業所」として活動を開始いたしました。作業では、製袋作業、ショッパー配布、公園・駐輪場・団地の清掃、古紙の回収。活動では、理容、コーラス(ハンドベル)、健康体操、プール、散歩、創作活動(編み物・折り紙・組紐)、茶道等の活動の場を設けています。また、季節ごとの行事も行っています。平成29年度に移転の予定です。
いちょう工房 そら」就労継続支援B型事業所 定員20名
昭和63年4月に「八王子第四いちょう福祉作業所」として活動を開始いたしました。
当法人唯一の就労継続支援B型のみの事業所です。製袋作業を中心にショッパーの配布、公園清掃などを行っております。また旅行や、季節の行事等の余暇活動も取り入れています。ステップアップのために、みんなで頑張っています。
「いちょう工房 ぎんなんの家」生活介護事業所 定員20名
平成4年4月に「八王子通所訓練ぎんなんの家」として活動を開始いたしました。作業では、ダイレクトメール作業・箱折り・アルミ缶回収・公園掃除・タウン誌配布等作業の他、活動で、畑で無農薬野菜を作り、自分たちで作った野菜を使い調理実習をしたり、プールや散策等の体力作りにも力を入れております。また、季節ごとの行事も行っています。
「いちょう工房 ゆぎ」就労継続支援B型・生活介護 の多機能事業所 定員20名
平成12年4月に「八王子第六いちょう福祉作業所」として活動を開始いたしました。作業では、公園清掃、製袋作業、タウン誌の配布のほか、喫茶店の営業をしています。接客や焼き菓子づくりを行い、地域のみなさんとのふれあいを大切にしています。活動では、季節ごとの行事(運動会、旅行、レクリエーション等)明るく、楽しく、安全に活動できるよう努力しています。
「いちょう工房 東浅川」生活介護事業所 定員65名
平成24年1月に、社会法人の事業開始と同時に開所した事業所です。現在、3グループに分かれて日々活動をしております。午前中は、主に軽作業等を行い、午後は、それぞれに余暇・創作活動等を行っています。また、「よさこい」を毎月練習しており、八王子市のいちょう祭りに参加して踊りを披露しています。
「ケアホーム アイビー」 共同生活援助 定員7名・「ふ・ふ・ふ」 短期入所
平成24年1月に、社会法人の事業開始と同時に開所した事業所です。家庭的な雰囲気を大事にしつつ、入居者さんの個人の時間を大事にして日々の生活を楽しんで過せるようにサポートしています。
現在、新しいグループホームの建設中です。これからも皆さんの笑顔がいっぱいになるように、いろいろな方面で活動を続けていきたいと思います。
いちょう工房東浅川 ホームページはこちらから。
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【事務局通信 Vol.33】
寒さが続き、インフルエンザが流行しておりますが、皆様いかがお過ごしでしょうか。
《例会報告》 通信でお知らせしておりましたが、1月26日の例会では、八王子市川口町で活動されている株式会社グッドホームさんが運営しています就労継続B型事業所『Hachiouji FARMERS Kitchenふぁむ』から、代表の登坂さんをお招きし、お話を伺いました。グッドホームさんは、自ら無農薬野菜を生産しつつ、食材にこだわるレストラン「ふぁむ」を運営しておられます。従来の「福祉の世界」での当たり前な視点のみではなく、さらに「農業の世界」でも通用する事業展開を目指すという新たな観点を取り入れて日々活動していることを報告していただきました(詳細は活動報告でご確認ください)。また久々に多くの会員に参加していただき活発な議論が展開され、充実した報告会となりましたことを、「ふぁむ」の登坂代表にお礼を述べさせていただきたいと思います。大変にありがとうございました。
《今後の活動予定》 今後の八障連の予定ですが、年度末ではありますが昨年11月に開催が延期となった八王子市議懇談会を2月20日開催することとなりました。内容としましては前回お知らせしていました内容同様で「農福の問題」や「生活保護の課題点」など、障害福祉課懇談会の内容を中心に話し合いをする予定です。3月18日(土)には福祉フォーラムとして「アラヤシキノの住人たち」映画上映と講師の方をお迎えして意見交換など行います。また、先月もお知らせしたとおり新年度もイベントや広報活動を行ってまいります。ぜひ活動にご理解いただき、ご協力いただける方がいらっしゃいましたら、運営委員までお知らせいただけると助かります。今後も引き続き八障連の活動にご理解とご協力をお願いいたします。(文責/事務局 立川)
【今後のお知らせ】
✦ 「市議会議員との懇談会」は、2月20日(月)18:30よりクリエイトホール第2会議室にての開催となります。また、八障連福祉フォーラム(「アラヤシキの住人たち」上映会と講演会)は、3月18日(土)13:00からとなります。ぜひご参加ください。
✦通信本号にて、昨年八障連に正会員として加盟いただきました「いちょう工房東浅川」さんよりの、社会福祉法人「八王子いちょうの会」の事業所を含めた会員紹介を掲載させていただきました。そのため誌面の都合により、好評の連載コラム「闘病記」(その13)は次号の掲載となります。(編集部)
八障連運営委員会
2月16日(木)
18:30~20:30
クリエイト試食コーナー
八障連主催「市議会議員との懇談会」
2月20日(月)
18:30~20:30
クリエイト第2会議室
障害者地域生活支援拠点等事業報告会
2月26日(土)
10:00~12:00
労政会館2階ホール
八障連福祉フォーラム
3月18日(土)
13:00~16:30
クリエイト5階ホール会場
【1月例会 地域で活動する仲間から学ぶ】
就労継続B型事業所 『Hachiouji FARMERS Kitchenふぁむ』の活動レポート 株式会社グッドホーム 代表取締役 登坂 信美
グッドホームが創設する通所事業部門とは障害者と共に就労を通じて身近な地域社会への「貢献」「共存」「共栄」をめざすものです。人間は、労働を通じて社会に参加し、その労働の対価として収入を得て生活する。それは、障害者も同じである。
株式会社グッドホームは、2005年7月に在宅障害者の私生活面をサポートするヘルパー派遣サービス業(東京都指定事業)を当時建築業を経営する有限会社グッドホーム内に設置し福祉事業部としてスタートを切りました。2010年6月には介護保険での居宅介護サービスも事業に加え、その後も在宅サービスを中心に展開していき緩やかながら持続的な発展を遂げてきました。
翌年2011年4月に有限会社から福祉事業部のみを事業継承し株式会社化を図りました。グッドホームはこれまで障害を持った方たちの私生活面をサポートすることを中心に長らく事業を展開してまいりましたが、利用者の様々なニーズに幅広く応えるためには、在宅サポートのみでは不十分だという考えに至りました。
新設する通所部門の事業目的
障害をもつ方たちの自立支援の場、日常生活・社会生活を営むことができる日中支援の場をつくり、以ってそれらが利用者利益となり、さらにそれが広く社会の公益に還元されるような働く場の創出をめざす。これがグッドホームの新設した通所事業部門のコンセプトです。ハンディキャップをもつ障害者を労働力の中心に据え、市場で通用する生産活動とはなにか。ありきたりの仕事では意味がなく、どこにでもある労働では競争力で不利になる。結局、だれもやらない、もしくはやりたくてもできないが確実に社会に必要とされ、尚且つ需要と供給がマッチングする仕事。「取り組む意味と価値のある仕事」とはなにか。その自問自答には、初めから答えは出ていました。それは農業であり、もっと広義でいうと一次産業でした。福祉・自然との触れ合い・地場野菜・地産地消・無農薬無化学肥料野菜・地域コミュニティー・食育・食環境の改善など障害者就労支援施設で取り組む様々な意味と価値を満たし育むディーセントワーク。一次産業を主幹とした労働から様々な業態へ仕事を派生させていく。そんな潮流を福祉事業で興せて行けたら最高だと考えています。そして、そんな想いを背負ってグッドホームの通所事業第一号施設「HACHIOUJI FARMER'S KITCHEN ふぁむ」は、平成28年1月1日に開設されました。
障害者支援制度を用いて社会の手薄な部分に貢献
具体的には、障害者総合支援法を用いて社会問題化している農業など圧倒的に労働力不足となっている分野に積極的に係ることで人手不足・後継者不足の解消に取り組む。
そして農作業を中心に、その生産品・収穫物から野菜販売他、加工食品を生産。自主製品とし販売利益を得る。敢えて言うならば、都道府県や自治体、農林水産省も推奨している第6次産業を授産活動の主体にする。第6次産業とは農業などの生産者が、加工、そして販売まで手がけることで無駄な流通マージンなどを省き農林漁業を活性化させようという狙いを障害者総合支援法・就労継続支援B型事業で行おうという発想です。収穫物を調理または、加工食品にすることで規格外などの野菜でも商品化が出来て廃棄コストの無駄が収益へと変わる仕組みができます。障害者就労支援施設が一次産業に取り組む社会的意義だけ説いても、それが労働者の具体的なものに還元されなくては、ただのパフォーマンスで終わってしまい意味も半減します。自分たちの就労施設の主幹事業が、ただの自己満足的なものでなく、きちんと意味を持つものであり、またその労働の対価が報酬として自分たちを支えてくれるもので評価されなければ、結局は、障害者が労働者としての社会参加を体現したとは言えないのです。「HACHIOJI FARMER'S KITCHEN ふぁむ」は、ちょっと背伸びをして、難しいこと(?)にチャレンジしているのかもしれません。
でも登る山が高いからこそ見晴らしも絶景なはず。こんな想いに共感して一緒に歩みませんか。まだ見ぬ景色を目指して、きっとあなたも何かに貢献できるはず。「ふぁむ」でお待ちしております。おいしいランチとコーヒーでも頂きながらゆっくりと語り合いましょう。
Hachiouji FARMERS Kitchenふぁむ ホームページはこちらから。
【新会員紹介】
<いちょう工房東浅川(社会福祉法人「八王子いちょうの会」の生活介護事業所です。どうぞよろしく。 いちょう工房東浅川 吉村 博之>
社会福祉法人八王子いちょうの会が運営する事業所のご紹介をさせていただきます。当法人の設立母体は、「八王子市手をつなぐ親の会」です。当時は6ヶ所の作業所と1ヶ所の通所訓練を運営して活動をしていました。
平成18年4月には障害者自立支援法の中で、「特定非営利活動法人八王子いちょうの会」を発足し運営を開始いたしました。しかし、長年の夢であった、社会福祉法人設立に向け、平成22年に設立認可を受け、平成24年1月より、「社会福祉法人八王子いちょうの会」として、日中活動系6事業所、グループホーム、短期入所の運営を開始しました。以下、各事業所をご紹介いたします。
「いちょう工房 みらい」生活介護事業所 定員20名
当法人では一番古く、昭和56年12月に「八王子いちょう福祉作業所」として活動を開始いたしました。主な作業として、製袋作業、シフォンケーキ作り、ショッパー配布、ぱど折込みを行っています。主な活動として、陶芸、絵画、体操、卓球、プールを行っています。また、季節ごとの行事なども行っています。
「いちょう工房 虹」生活介護事業所 定員20名
昭和60年3月に「八王子第二いちょう福祉作業所」として活動を開始いたしました。作業では、製袋作業、ショッパー配布、公園・駐輪場・団地の清掃、古紙の回収。活動では、理容、コーラス(ハンドベル)、健康体操、プール、散歩、創作活動(編み物・折り紙・組紐)、茶道等の活動の場を設けています。また、季節ごとの行事も行っています。平成29年度に移転の予定です。
いちょう工房 そら」就労継続支援B型事業所 定員20名
昭和63年4月に「八王子第四いちょう福祉作業所」として活動を開始いたしました。
当法人唯一の就労継続支援B型のみの事業所です。製袋作業を中心にショッパーの配布、公園清掃などを行っております。また旅行や、季節の行事等の余暇活動も取り入れています。ステップアップのために、みんなで頑張っています。
「いちょう工房 ぎんなんの家」生活介護事業所 定員20名
平成4年4月に「八王子通所訓練ぎんなんの家」として活動を開始いたしました。作業では、ダイレクトメール作業・箱折り・アルミ缶回収・公園掃除・タウン誌配布等作業の他、活動で、畑で無農薬野菜を作り、自分たちで作った野菜を使い調理実習をしたり、プールや散策等の体力作りにも力を入れております。また、季節ごとの行事も行っています。
「いちょう工房 ゆぎ」就労継続支援B型・生活介護 の多機能事業所 定員20名
平成12年4月に「八王子第六いちょう福祉作業所」として活動を開始いたしました。作業では、公園清掃、製袋作業、タウン誌の配布のほか、喫茶店の営業をしています。接客や焼き菓子づくりを行い、地域のみなさんとのふれあいを大切にしています。活動では、季節ごとの行事(運動会、旅行、レクリエーション等)明るく、楽しく、安全に活動できるよう努力しています。
「いちょう工房 東浅川」生活介護事業所 定員65名
平成24年1月に、社会法人の事業開始と同時に開所した事業所です。現在、3グループに分かれて日々活動をしております。午前中は、主に軽作業等を行い、午後は、それぞれに余暇・創作活動等を行っています。また、「よさこい」を毎月練習しており、八王子市のいちょう祭りに参加して踊りを披露しています。
「ケアホーム アイビー」 共同生活援助 定員7名・「ふ・ふ・ふ」 短期入所
平成24年1月に、社会法人の事業開始と同時に開所した事業所です。家庭的な雰囲気を大事にしつつ、入居者さんの個人の時間を大事にして日々の生活を楽しんで過せるようにサポートしています。
現在、新しいグループホームの建設中です。これからも皆さんの笑顔がいっぱいになるように、いろいろな方面で活動を続けていきたいと思います。
いちょう工房東浅川 ホームページはこちらから。
通信本文はここまで。