築地市場移転にＮＯ～街頭演説・東京バージョン ２００７年５月１８日

今日は、渋谷ハチ公前で行われた、民主党青年局主催の街頭演説会に参加してきました。この間、選挙の応援演説はやっていましたが、まとも（？）な街頭演説は久しぶりだったため、やっぱり緊張しましたが、若者の多い渋谷の街に助けられました。キャーキャー言いながらコギャルたちが振り返って手を振ってくれるのですが、彼女たちは私のどこに興味があるんだろう？としゃべりながら考えていました。ガングロのヤマンバさん（でしたっけ？？？）も注目してくれるのですが、なぜ注目してくれるのか不思議でなりませんでした。

東京での演説なので、東京ならではの問題提起もさせていただきました。築地市場移転問題です。築地市場を、江東区豊洲の埋立地に移転する話が進行しています。新たに市場をつくるのですから、当然都民の膨大な税金がそこには投入されるという問題もさることながら、実は、この埋立地には、大きな欠陥があることを、まだまだ多くの都民は知らされていません。江東区豊洲の広大な東京ガスの工場跡地であるこの埋立地の土壌は、有害物質にものすごく汚染されていることを、みなさんご存知でしょうか？

ここに工場を持っていた東京ガスの土壌調査によると、砒素が環境基準値の４９倍、水に溶ければ青酸カリになるシアンが、なんと基準値の４９０倍もの濃度で潜んでいます！都民の口に入る食べ物を扱う市場が、このように汚染されていることが既にわかっている土地に、果たして移転されても良いものでしょうか！！！良いわけがありませんよね。

しかも、この埋め立て地は、関東大震災ほどでもない、具体的には震度６以上の直下型の大地震がきたら、液状化現象を起すこともわかっています。液状化とは、地盤が傾いたり、汚染された土壌が地下からピューと吹き上がってくる現象です。万が一、吹き上がってきたシアンが水と混じり青酸カリに化学変化して食べ物に飛び散った場合、目には見えませんから、知らずに食べてしまったら、当然コロッと死んでしまいます。そんな大惨事になりかねない事態を招くことがわかっているにもかかわらず、強引に築地市場を移転しようとするのですから、そこには石原都知事の大きな利権が潜んでいることは言うまでもありません。

石原都知事は、築地市場の跡地に、どこからどう見ても絵空事でしかない自分の夢である東京オリンピックを開催したときのメディアセンターを建設したいと言っています。しかし、本当にメディアセンターが必要になったとき、わざわざ築地につくる必要がどこにあるでしょうか。そこに、時価２兆円とも言われる築地市場の土地を狙った、真っ黒々の癒着の構図が見え隠れしていることは、誰の目からも明らかです。

かいつまめば以上のような趣旨の築地市場移転問題に、私は断固として反対します。その他、集団的自衛権行使を阻止することなど、コギャルのみなさんやお父さん、お母さんにお話させていただいた公認後、初の、私の街頭演説でした。

カメラマンがいなかったため、今日は画像がありません。残念。

こんばんは

ただいま午前１時１８分、帰宅しました。
さすがに目は、まっかっか。

早速、「写真館みたい」と、ポスター写真についての批評をいただきました。おっしゃるとおり。