空と野鳥と自然観察

バードウォッチングをしながら空を見上げる...

【秋の石垣島紀行⑦-アカハラダカの渡り】

2024年10月07日 | 野鳥

アカハラダカの渡り観察二日目です。

昨日より天気も良さそうなので、どうでしょう?飛ぶでしょうか。

8時頃から観察を開始、どこから飛び出すか遠くを眺めていましたが、東側にタカの姿が現れました。

タカ柱は、次々湧き上がって来てかなりの数が集まりだして大きくなり、300羽ほどの集団になり、南方面に移動していきました。

タカの渡りは何度か観察していますが、これほど大きなタカ柱は初めて観察しました。

その後は、いろいろな所からタカ柱が出来て、今日は当たりです。

観察所近くからもタカ柱が出来て、頭上を無数のタカが渡って行くときは、歓声が上がりました。

結局、時間いっぱいまで飛んで、900羽近いアカハラダカが海を渡り、観察日時点で今季最高飛翔数となりました。

 

観察所からの眺め アンパル方面を見ています。左の島は西表島

 

東側からアカハラダカがわき出しました。

 

どんどん高度を上げていきます。

 

観察所近くから飛び出した成鳥オス。

 

 

 

成鳥オス のどが膨らんでいますが、「そのう」という器官に食べたものを一時的に貯めておく状態です。

 

海を渡っていくイメージですが、実際は高度が足りなくて戻ってきます。

 

 

成鳥メス

 

幼鳥

 

近くに大きなタカ柱が出来ました。

 

 

頭上をソアリング 観察者の歓声が響きます。

 

尾羽をたたんで流れていき海を渡ります。

 

高度を稼ぐソアリング

 

幼鳥が飛びながら頭を掻いていました。

 

 

2024年9月25日 撮影

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