西日が、ユスリカを輝かせていました。
それにしても大量発生です。
2023年6月3日 撮影
ケリの幼鳥も大きくなりました。
ここの繁殖地では、すっかり大人と見分けがつかないくらいに大きくなった幼鳥がほとんどです。
この幼鳥はまだ小さくて、近くで親鳥が見守っていました。
2023年6月3日 撮影
メスはパートナーのオスが来るのを鳴いて待っていますが、アピールするため羽を広げるディスプレイも行います。
まだ来ないオスを思ってディスプレイしている姿は、少し切なくなります。
2023年5月30日 撮影
6月3日の朝、鳥友さんから「大雨で巣が水没しました。」とメールが届きました。
台風2号の影響でこの地域に記録的な大雨を降らせていたので、心配していましたが、現実となり残念です。
夕方観察に行くと、いくらか水は引いていますが、巣のある方向は水浸しとなっていました。
しばらく観察を続けていると、遠くの方からタマシギの鳴き声が聞こえて来ました。
巣の水没は残念でしたが、次の繁殖にむけて行動していました。
田んぼの稲が大きくなって、タマシギの観察がしずらくなりましたが、いつか親子のかわいい姿を見られればと思っています。
早朝や夕方から夜にかけて、タマシギはよく鳴きます。
鳴き始めに「ウゥー ウゥー...」と鳴いてから「コォーコォー...」と10回以上続けて鳴きます。
夕焼けに染まった田んぼでは、つがいの他に1羽のメスがいて、そのメスが盛んに鳴いていました。
喉を膨らませて「ウゥー ウゥー...」と鳴き
「コォーコォーコォー...」と鳴きます。
2023年5月30日 撮影