~すてっぷ ばい すてっぷ~

川の流れに、雲のながれに身を任せるように

グリーンブック

2019年03月02日 00時00分00秒 | 映画
見てきました。


※ネタバレ注意


※ネタバレ注意


いい……。
ヴィゴ・モーテンセンいい……。
マハーシャラ・アリいい……。


やっぱバディものに弱いなあと。
そしてこの二人にも泣かされました。



いってしまえば、見た目も中身も輩なあんちゃんと、世間的弱者ながらも上流階級な堅物とが出会って、山あり谷ありな物語、なんだよね。

でもなんだろうね。
すごくよかった。


トニーの懐の広さと情の厚さ、いいと思います。彼の顔の広さがそれを物語っていますね。

シャーリーも常に堅い訳じゃなくて、彼なりに自分の立場を考えた上での振る舞いだったんだなって。
劇中で「品位を保ち続けたものが勝つ。暴力は敗北だ。」っていうニュアンスのセリフがあったけど、あれにはハッとさせられました。



ていうか、二人ともかわいかったんだよ、いやまじで。

俺もケンタッキーくいてーわ!


アカデミー賞とるのも納得ですよ。主演男優賞もヴィゴ・モーテンセンでも納得できます。


純粋に心が暖かくなる、「ザ・ハートウォーミング」って感じの映画でした。

おすすめ。



追記

アメリカ社会にいない我々には実感し辛いところかもしれないけど、笑顔でゴマすりながら「今夜はよろしくお願いします」なんていっておきながら、物置に案内したりトイレは外(の小屋)でしろとか、レストランは利用できませんとか、平気で言える社会ってさぞ大変だったんだろうなって。それと同時に恐ろしいなって。

最後の最後、バーで演奏してたときの二人の笑顔が最高でしたね。
コメント
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