見てきました。
※ネタバレ注意
※ネタバレ注意
※ネタバレ注意
これ、なんというか、こう、分かりやすくいうなら、そう、「スパイキッズ」だこれ!!!!!!
って映画でした。
「透明人間」を最初にみたから、どうしてもサスペンス系を想像したけど、みているとガバガバなとこがあったり突っ込みどころが満載だったりして、「あれ、これシリアスなやつじゃねーな?」からの「これスパイキッズや!」でした。
一番気になったのは、最初にスーが研究所でケーキぶん投げて作動させちゃうとこだけど、猫の鳴き声したよね?
え、あんな危険なもの扱ってる研究所で猫が忍び込めちゃうのってそもそもアウトだろ!って突っ込んでしまいました。
序盤だったから許して。
そこからはもう、アプリが中学生とは思えない発明家だったり、雰囲気イケメン転校生トビーが実はギークでいうほど特筆することないわりに、盗んだバイクで走り出す荒業をやってのけたり、いろいろツッコミポイントありましたが、そうとわかってからは心穏やかにみてました。
「私透明になっちゃうの」からの母親が異様に冷静なのはちょっと新しかったわ。
普通は卒倒したりあわてて使い物にならなかったりするけど、もともと研究者で状況を把握できていたからすぐに対策とってましたね。
透明のスイッチがスーの体温ていうのもありそうでなかったかな?
最初は物理的に、即席カイロや暖かい飲み物で透明になり、水を飲んだり冷蔵庫や雨の冷気を浴びて冷やすと実体化する、という。
そこから、アプリのビックリ発明で、特殊素材でできたパーカーに温度調整機能つけて自由に透明化できるようになりました。あの赤パーカー個人的に好きですよ。
ドイツ発のヒーローエンターテイメント映画としては割りと面白かったかな。
透明になる女の子の名前が「スー」だったり、ホログラムの執事だったり、執事の名前が「アルフレッド」だったり、某アメコミたちの影響がチラホラ見えかくれしますが、そのへんはご愛嬌って感じかな?
透明化の原因の「NT26D」ですが、単純に「透明化」するだけの薬品じゃなくて、スーの血液と投与された人との組み合わせで、どんな能力が発現するのかわからないのも面白い。
でもスーの遺伝子は母親のも混ざってるわけだから、母親単体に入れたら少しだけでも何かしら反応ありそうなもんだけど、そう簡単でもないのかね。
レニアはスーの血液と薬を投与した結果、見た目を他人に変える「変身」能力を得ていました。
でもあくまでも中身はレニアで記憶などはコピーできない模様。この感じだと、見た目だけの変身で記憶や技能などはレニア本人のままって感じだね。
黒幕の手先となって、見方のふりして虎視眈々と研究を狙っていました。
黒幕の存在は割りとあっさり推測できるんだけど、黒幕のためってだけじゃなくて、レニア自身がスーのように「ヒーロー」とか「スーパーパワー」に憧れがあったように思えます。
最後のシーンは続編期待していいんですよね!
ファンタスティック・スリーも結成したことなので後日談などもみたいところ。
ていうか家族で団欒するとこもみたかったよ普通に!