見てきました(一週間前に)。
※ネタバレ注意
※ネタバレ注意
※ネタバレ注意
どうして感想が1週間後になったのか。
ちゃんと前作も見てから臨んだから話についていけないことはなかったんだけど、見終わった後の感想は「何を見せられていたんだろう」でした。
これはどういう気持ちだったんだろう。今思っても不思議。
別に全然つまらなかったわけではないんだけど、登場人物の誰にも感情移入できずに終わったって感じだったのかな。
そんなかんじで感想書きます。
個人的なピークは、チョーマが外骨格着てヘリとバトルするところ。映像のぬるぬる具合がすごかった。むしろこっちを本編にしてくれと思った。
ユリアは前作から時を経て、異星人との交流を果たし、その技術で死の淵からよみがえったことによって「ワケアリ」な人になったんだけど、周りに軍のSPつけたり、謎の検査受けさせられたりしてるだけで、特別なにかあるわけでもなかった。
いや最後は彼女の力(?)でどうにかなったけど、主人公にしては中盤倒れてるだけで存在感なさすぎてね。
ヘイコンは、前作でソールの中で治療されて復活を果たし、お忍びで地球へ舞い戻っていました。登場があまりにもあっさりしすぎて「え?ヘイコンおるやん」てあっけにとられました。しかも「ハリトン」とか別名名乗るから、「同種族の別人?」と混乱したりも。
今回は水を動力とする個人乗りポッドのような乗り物で活躍(?)します。あの運転姿勢めっちゃ辛そう。
チョーマは、なぜか終始薬物依存者のような感じだったのは、あの外骨格を生身で着た影響なのか、収監された影響なのかわからないけど「あ、こいつヤバそう」感がすごかった。
そんな外骨格も序盤すぎたあたりでヘリとお陀仏してしまい、ユリアを助けるためにヘイコンを売ったり、ヘイコンをわざと怒らせて人間の仲間いりさせたり、彼がいなかったら物語が動かなかったんじゃってくらいの働き。
まあ人としてどうなのってとこはいろいろありましたが。
異星人関連でいうと、「水を動力源」としているのはアリかなって思いました。
外骨格やポッドなども水を吸収することでその動力としていることがわかりましたが、それゆえに地球を観察しにきていたのかな?っていう想像。
ただあの母船のようなものの中にはヘイコンたちの種族はいなかったのかね?あくまであの船のAI「ラー」のみだったのかと。
ユリアが水を操る能力を手に入れたことをいろいろ計算した結果、「やっぱり〇しとかないと危ないわ」というラーの判断で地球へやってきます。
でもあくまでも船のAIってだけなのにヘイコンに対してめっちゃ上から目線だったのは、ヘイコンたちの種族はあの高度なAIによって感情を失ってまで永遠の命を得ることができたのかね。AIが人間を管理する、みたいな。某スプリーム・インテリジェンスみたいな。
そんなこんなで「侵略」してきたラーですが、その方法はデジタル回線を乗っ取ってユリアになりすまし「ビルの爆破をしたのは私よ。」なんて国中のヘイトを集めるやり方。これどっかでみたことある気がすると思ったのは、都市型ヒーローモノにおけるヴィランがとる常套手段だな、と。
ゴッサム市民とかマーベル市民とか割と引っかかってるイメージある。
ただ、こんなことじゃ怯まないのがロシアのすごいところ。
デジタルがだめだとわかるや否や前時代的なアナログ通信に切り替えて連携を取り始めました。にもかかわらず側近のイワンはこそこそ携帯使ってるから騙されちゃってる!何この子!優秀かと思ったらそうでもなかった!
そしてそれでも荒れるロシア国民。前作から暴動ばっかりだなって。ごめんなさい。
んで結局、この方法じゃ埒が明かねえってんでラーがとった最終手段は、「ユリアがいるエリアをドーム状に水没させる」という荒業。
水を力とする種族がとれるやり方としては「なるほど」と思ってしまった。
母船が覆ったエリアを水の壁で囲い、ノアの箱舟よろしく大洪水を引き起こし、さらに上空からも水の層を狭めていく、挟み撃ち洪水作戦。
これはこれで面白かったし、映像的にどこまで水浸しになって撮影したかわからないけど、画的にも斬新だった。
まあ、ここから先はいろいろあって細かく書いていくと長すぎるので割愛。
これ「アトラクション-〇〇-」っていう続編作ってたりしますか?な終わり方。まあ作られたら一応見るけど…。
個人的には、せっかく異星人のテクノロジーを手に入れていたから、その辺有効活用していく話も見たかったところ。