最終巻発売記念特集で「BEASTERS」を21巻まで一気読み。
めちゃ面白いじゃん……。
主人公の地味なハイイロオオカミのレゴシを始め、ジャックたち701号室のイヌ科の仲間たち、演劇部の面々、コーポ伏獣の住人たち、シシ組連中やゴウヒンたち裏市の住人、どのキャラクターもとても素敵ですわ。
個人的には、レゴシの親友のジャック、レゴシのおじいちゃんのゴーシャ、コーポ伏獣のサグワンさんあたり好き。
イヌ科同士で尻尾振ってるのも最高に好き。
見た目がすごく動物園で可愛くて格好いいのに反して、中身は「肉食と草食」「捕食者と被食者」という、決して覆らない生き物の本能について扱っているのもなかなか。
最終巻だけ買う……?
もう終わってしまったんだと思うと、イヌズの話とか、レゴシとハルの10年後とか20年後とか、社会人になったイヌズの同窓会とか、ルイ・キュー・サンのお話とか、ゴーシャとレゴシの生活とか、コーポ伏獣の住人同士の話とか、見てみたい話がいっぱい。