~すてっぷ ばい すてっぷ~

川の流れに、雲のながれに身を任せるように

ふれる。

2024年10月05日 11時32分23秒 | 映画
見てきました。


※ネタバレ注意
※ネタバレ注意
※ネタバレ注意


前田拳太郎が声あてるのと、謎生物「ふれる」が可愛い感じだったので、なんとなく気になってみたけど、なんか不思議な気持ち。

めちゃくちゃ面白かった!って感じではないんだけど、まぁ普通に見れたというか。

ふれるはかわいかったのはかわいかった。


作品的にもメタ的にもメインは永瀬廉なんだろうけど、なんかメインぽくないというか、埋もれてるわけじゃないけど突出はしてないというか。

なんだろうなこれ。


前田拳太郎は正直リバイだから見に来たけど、見る前から「このキャラの声なの?!」という意外性を感じました。
当たり前のようにリョウの声をやると思ったから。
坂東龍汰さんをあんまり知らなかったってのもあるけど。(「十二人の死にたい子供たち」見てたけど、ちゃんと認識してなかったや)

でも3人とも特に気になるところはなかった。


もうちょっとキャラクターの掘り下げ部分が欲しかった気持ちはあったかなあ。
まぁふれるフィルターがあったし、メインはアキ、だったからリョウとユウタが突然に感じるのは感情移入としてはありなのかな?
ユウタがわりと劣等感感じてたり、そのわりに卑屈キャラってよりはオラついてるというか、強めの性格してたのも、今思えばなんとなく想像できるけど、ちょっとむずかったな。
たぶんリョウとアキと一緒にいると、体格とか腕っぷしとかで比べられたり、自分で比べちゃったり、でもそれで終わらないで、学生時代太ってたのに急にダイエット成功させて痩せてたのも、意外と負けん気が強いことの現れだったのかなって。


女性二人のキャラもちょっと難しいんだよなぁ。
二人というかどっちかというとナナの方なんだけど。
「流されやすくて、相手のこと優先してしまう」っていうのと「運動神経よくて学校でもヒエラルキー上位だった」が噛み合わなくね?って思ってしまい。
いや、成長段階でなにかあったのかもしれないけど、序盤でひったくりに対して「せめて鞄だけでも!」なんて言える女性が「流されやすくて」ってのがピンとこなさすぎちゃいました。
クソサプライズのときのアキの一言は、(言っちゃダメなヤツ)とは思いつつも(言いたくなる気持ちはわからんでもない)と思ってしまう俺がいました。


まぁでも、綺麗なとこだけで繋がるよりも、汚くても全部あわせて受け止めあえる、そんな関係が出来たらいいよね。
そんなふうに思わせてくれました。

ふれるは可愛かった。

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