見てきました。
※ネタバレ注意
※ネタバレ注意
※ネタバレ注意
面白かったー。
予告からすごいなと思ったけど、やっぱりFukaseの殺人鬼役がドはまりだったなと。
セカオワの楽曲やMVからところどころダークなテイストがあったのは知ってたけど、(役ではあるけども)実際にそういう風に画面に映ると、なんとまあ、リアリティのあること。
山城と両角の最初の出会いである殺人現場のシーン。
両角がゆっくり振り向いて山城を睨むあのシーン。
あれだけで「こいつはやばい」って思わせるのほんとすごいと思いました。
あと、人に寄り添ってくれるタイプの小栗旬はかっこよくて好きです。
「罪の声」とかもそのタイプ。個人的に。
族上がりという型破りな刑事だけど、「刑事」としての清田というより「人」としての清田、つまり清田の「キャラクター」にほかの登場人物も影響されていくようなのも見ていて気持ちがいいものでした。
漫画家と殺人鬼のストーリーだけがメイン軸ってわけじゃなく、それを追う刑事のクライム物の面も並立していて一粒で二度おいしい的な感じもありました。
一つここをもう少しって思ったのは、時間経過が少しわかりづらかった気がしました。
山城が事件を目撃してから、漫画が人気作になって売れっ子漫画家になるまで、とか。
最初の事件から、次の山道の事件が起きるまで、とか。
ある程度時間は経っているんだなとは思うけど、「〇か月後」とかそういうのが欲しかったなって。
って書いたけど、もしかして劇中のカレンダーとかでそういう時間の経過が分かるような仕掛けってあったかな…?見落としてたりする?
山城の実家にいったときに「四人家族だ」って思ったのと「ん?本当に家族?」っていう違和感が上手く回収されてたのも良かった。
あと少し前に「明日の食卓」を見たから高畑充希の演技の幅がすごいなって思いました。
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