みてきました。
※ネタバレ注意
※ネタバレ注意
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とりあえずパンフレットください。
こんな世界もあるんだなっていう気分。
これはアメリカでもマイノリティな生き方なのかな。
日本に比べたら圧倒的に個人主義なアメリカだからこそのものなのかなって思いました。
同じようにキャンピングカーとかで車上生活しながら各地を転々としてその日その日を生きていく生き方って、日本ではかなり厳しそうだし、受け入れられ難い社会になっているように思える。
でも「バックパッカーで色んなところ旅してるんです」っていうのとそんなに変わらないよな?とも思ったり。
だからこそ、誰が決めたかわからない価値観にしばられず、自分の好きな場所で朝日を浴び、自分の決めた場所で夜を過ごすって、あこがれるところもあるよね。
個人的には、あの岩場をみて子供のように興奮が隠せないまま走りだしていくとこ好きです。
あと荒れた海をバックに岸壁にいるシーン。
人工的な場所にいるときよりも自然と近い位置にいるときのほうが解放されている感じの描写がよかった。
主演のフランシス・マクドーマンドは「スリー・ビルボード」からしか知らなかったけど、今作でも存在感はすごかった。
「目立つ」方向の存在感ではなくて、実際のノマドも出演していたという撮影状況のなか、完全に「ファーン」という一人のノマドとして完璧に違和感なく居る、そんな存在感のすごさ。
ていうかノマドとして生活してる人の高齢者の多さよ。
今回の視点がそこだけに集中してるのかはわかりませんが、基本50代以上みたいな感じにも見えました。
高齢者の孤独死とか実際問題としてあるなかで、あれだけアクティブで生き生きとしてるのはうらやましさすらある。本当にやりたいことやってるって感じで。
でこの作品をみて、なおさら、自分はこんな生き方できないかもな…ってすごく思ってしまった。
なんというか、娯楽を知りすぎてしまった感ある。
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